セキュリティエンジニアとは

生活の中でITの波は止まりません。パソコン・スマートフォンは言うまでもなく、家電や車など乗り物。私たちの身の回りの物の多くがインターネットに接続されています。→ネットワークエンジニアとは

このネットワークが張り巡らされた環境はとても便利ですが、これはつまりネットワーク被害のリスクに常にされされているということでもあります。

この世界中に張り巡らされたネットワークのセキュリティを作り出すのこそ、セキュリティエンジニアの仕事。ネットワークの規模が大きくなればなるほど、セキュリティエンジニアの仕事の重要性は上がっていくのです。

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セキュリティエンジニアの仕事は？

ネットワーク上のセキュリティシステムを構築するセキュリティのスペシャリスト、セキュリティエンジニアの仕事を見ていきましょう。

クライアントの要望をしっかり聞いて、どんなセキュリティシステムが一番適しているのか企画して、それを提案するのが第一歩めです。大きな現場でのシステム企画、提案時には、各部門の組織体系を知る必要もあります。

クライアントからの聞き込みが終わったら、実際にセキュリティシステムの設計が始まります。ここにはネットワークやセキュリティに関する多くの知恵と知識が必要になります。

設計したセキュリティシステムを実装する段階です。セキュリティを導入するネットワーク機器やその他環境への理解、その他プログラミング言語の理解も求められます。この段階でセキュアプログラミングなどセキュリティに関する専門知識も求められます。

アプリケーションの脆弱性にしっかり対応できるセキュリティを組み上げる段階、ここがセキュリティエンジニアの腕の見せどころです。

実装が済んだセキュリティシステムをテストします。脆弱性にしっかり対応できるか。そしてセキュリティシステム自体の脆弱性もしっかりチェックされるので、脆弱性診断とも呼ばれます。

セキュリティシステムが動き出した後も、セキュリティシステムを運用・保守することになります。

サイバー攻撃やシステム障害からシステムを守ることができるか。この時、セキュリティシステムのアップデートを常に行うことになります。また、実際に攻撃にあっているセキュリティシステムが攻撃を受けた場合、その対応も行います。

セキュリティエンジニアとして働くためには、どんなスキルを持っていることが求められるのか。セキュリティエンジニアに必要なスキルを見ていきましょう。

セキュリティエンジニアも、他のエンジニアと同じくクライアントとの対話が必要不可欠。クライアントからの要望を正しく聞き取るためには、コミュニケーション能力が求められます。

自分の企画したセキュリティシステムを提案する際にも、こおコミュニケーション能力は関係してきますよね。

ネットワーク、そしてセキュリティに関する知識は不可欠です。ですがこういった専門知識は、現場で蓄えていくものでもあります。

とはいえ、最初からネットワークの知識、経験があるに越したことはありません。

セキュリティに携わる仕事ですから、セキュリティに対する意識、一定以上のモラルも求められます。

ネットワーク犯罪者は、セキュリティエンジニアの裏をかこうと日々頭を巡らせています。セキュリティエンジニアとしては、そのネットワーク犯罪者の裏の裏をかく発想力が必要です。

常に新しい目線。普通とは違った目線を持っている人が、セキュリティエンジニアとして成功すると言って良いでしょう。セキュリティエンジニアとして働く上で、常識に囚われず、いつもセキュリティに対する高い意識を持っていたいです。

ネットワークセキュリティやネットワークに関する基本的な知識を有していることを表明するための、ネットワークの基礎的な資格です。持っていて損は無いでしょう。

CCNAの中でもセキュリティの分野に特化している、セキュリティエンジニアの基礎的な資格です。この上位資格には、CCNP Securityがあります。さらにその上には、CCIE Securityという資格もあります。

広がり続けるネットワーク。そのネットワークのセキュリティシステムを構築するのが、セキュリティエンジニアです。クライアントの要望をしっかりと聞いて、クライアントの要望通りのセキュリティシステムを開発して、実際に実装できるかどうか。セキュリティエンジニアにはそこがかかっています。

セキュリティエンジニア自体の人口は20万人以上いると言われていますが、実戦で活躍できる、十分な知識を持っている人はその中でも半分に満たないと言われています。セキュリティエンジニアの需要は高いのです。