SE地方転職マニュアル~京都編~

いまやインターネットのブログ界隈で一強となっているはてなブログ。これを運営している株式会社はてなの本社は京都にあります。

また、2017年9月下旬にはコミュニケーションアプリを開発している株式会社LINEが京都に新たな拠点を立ち上げると発表。

どうやら京都のIT業界がアツいらしい…筆者の個人的な願望半分で、SEが京都に転職する際に役立つ情報をまとめました。

勤務地としての京都

はじめに、「勤務地」という観点から京都を見てみましょう。

西の方に住んでいる人、特に関西圏の人は進学や就職、転職先に京都を選ぶケースが多いです。確かに、伝統的な京都の街で暮らしてみたいという気持ちは痛いほどわかります。おしゃれなカフェもありますしね。休日が楽しそうです。

都道府県の総生産ランキングでは13位とまずまずな位置にいますが、隣には第2位の大阪府があります。経済活動が活発であることは間違いないでしょう。

歴史のある場所である一方、最先端の技術や芸術がたくさん生まれる街でもあります。そのためスタートアップ企業との親和性も高く、京都市内にはたくさんのITベンチャー企業も集結しているのです。

京都の平均年収

京都府の平均年収は「494万1700円」です。都道府県ランキングでいうと6位の年収です。

関西地方では、2位の大阪府に次ぐ平均年収の高さです。年収アップのために地方からの転職を考える人も多そうですね。

ただし、京都は「家賃」や「物価」が高いという特徴もあります。お金を貯める!というよりもたくさん稼いでたくさん消費するという豊かな生活を求めている人には合っている土地なのではないでしょうか。

京都の大手IT企業

さすがブランド力の高い都といいますか、名の知れた大手IT企業がたくさん見つかりました。今回はその中でも注目の3企業を紹介します。

株式会社はてな

SEとして働いていたら「はてなで働いているエンジニア」に憧れを持つ人も多いでしょう。

今やインターネットを席巻しているはてなのサービス。「はてなブックマーク」「はてなブログ」「人力検索はてな」「はてなキーワード」などの有名サービスの開発に自分も関わることができるとなれば、やりがいもひとしおでしょう。

株式会社はてながあるのは京都の中心部、「鳥丸御池駅」から徒歩3分の場所。社内にはアプリケーションエンジニアやWebオペレーションエンジニアなどさまざまな職種のSEが務めています。

個人的には福利厚生のひとつであるまかないランチが羨ましくて仕方がないですね。業務上では関わりのないSEと情報交換をできる環境です。

WEBサービス以外のサーバー監視サービスが意外と好調のようで、売上は堅調。はてなの平均年収は京都府の平均年収を大幅に超える507万円と言われています。

「はてなに務めています」といネームバリューゲットと年収アップが両方可能であろう企業です。

LINE株式会社

言わずと知れたコミュニケーションアプリ「LINE」を提供する株式会社LINE。社員数は1,000人を超える立派な大手IT企業。

LINE株式会社の平均年収は795万円。その中でもSEの平均年収は600万円ほどです。大手IT企業の年収としては高い水準でもありませんが、今後のキャリアパスを考えると非常に価値のある企業でしょう。

転職希望者も多いですが、その分高い技術や豊富な経験がもとめられます。正直、東京の本社に転職をするのは非常に難関です。

そんな中、出てきたのが「京都に開発拠点を構える」というニュース。来春を目処に地元で働きたいSEを集めるとのことなのでまさにこのタイミングが狙い目。今募集しているのは以下の職種。要チェックです。

  • 開発エンジニア
  • フロントエンドエンジニア
  • 気概学習/データエンジニア
  • データサイエンティスト
  • セキュリティエンジニア
  • 開発支援エンジニア

ポノス株式会社

ポノス株式会社は700万ダウンロードを記録したゲームアプリ「にゃんこ大戦争」を開発しているIT企業。全てが自社開発のSE職なので、下流SEにウンザリしてしまっている人には是非オススメしたい企業です。

ポノスは17時以降飲酒をしても良いという尖った企業。オフィス内にはバーカウンターもあります。正直「しっかりと給料はもらえるのか?」と心配してしまいましたが、転職求人を見てみると年収は420万円~1,000万円となっているので平均年収くらいは貰えそうです。

京都にあるIT企業の中では一番ベンチャーらしいベンチャー企業。じぶんから進んで開発していきたいという気持ちがあるSEにとっては楽しい環境でしょう。

ものづくり企業も狙い目

京都の業種別平均年収を見ていると、ものづくり系の職種が高い収入を得ていることがわかりました。どうやら京都ではメーカー系企業の勢力が強いようです。

年収アップを考えているのなら、スキルを活かしたメーカー系への転職を視野に入れてみてはどうでしょうか。

メーカー系への転職なら「社内SE」

京都にあるものづくり系企業に転職するのなら、社内SE職を選択することになるでしょう。

全くの異業種・異業界への転職は「未経験」とみなされるので、年収ダウンは必須です。今までのスキルを活かした転職をしましょう。

神社・寺院向け授与品の製造・販売を行う企業も

京都らしくて面白い求人もたくさん見つかりました。

神社仏閣向け授与品の製造販売を行っている企業です。設立は1974年という老舗企業。IT企業にはこれほどまで歴史のある会社は少ないでしょう。

社内SE職での募集なので、社内システムあたりを整える仕事になるでしょう。

ものづくり企業への転職は転職エージェントを利用しよう

京都での転職なら転職エージェントを利用しましょう。京都はいい意味でも悪い意味でも選民意識が強いので、しっかりと企業内部のことを知っている人の手助けが必要です。

転職エージェントなら、企業の採用担当者と深いつながりを持っています。求人票には載っていない内部の情報が得られるでしょう。

京都で転職するなら「リクルートエージェント」

京都で転職をするのならリクルートエージェントがオススメです。

リクルートエージェントは全国各地に求人を持つ転職エージェント。転職エージェントの中ではトップの求人数を誇ります。そのため、大手IT企業からメーカー系の社内SEまでさまざまな求人案件を見ることができるのです。→リクルートエージェントの詳細

まとめ

はてなの台頭、LINEの進出によってさらに面白くなってきた京都のITシーン。成長に伴い転職求人が増えている今が狙い時です。

しかし、地元色が強いので長く続けられる企業を見つけるのは至難の業。しっかりと企業研究をするために、転職エージェントを上手く活用しましょう。