流通系SEへの転職ってどうなの?

流通業界

流通業界への転職を考えているSEもいらっしゃるでしょうか。

競合他社が多く、常に新しい技術を取り入れる努力を行うことが強いられる「流通・サービス業界」。

現在システム開発をメインで行うエンジニアが、流通・サービス業界へ転職するためには、どんな条件を求められるのでしょうか。また、どんなスキルが求められるのか。そこを今回は説明します。

今後IT業界から流通への転職を考えている方はぜひ、今回の記事を参考にしてください。

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流通業界で働くエンジニアの満足度は低い?

リクナビがとったアンケートによると、流通系のSEほかITエンジニアは、仕事の「コスト」や「納期」で満足感を得ていないという結果が出ています。

流通系、またはサービス系の企業は競合が多く、競争も激しいです。他社ともっとも差をつけやすいのが、「コスト」です。どの企業も少しでも安い費用で開発を行おうとします。

競争の激しい流通業界、そこで働くエンジニアは、営業がとってきた無茶な条件の開発を行うこともしばしばです。

他社との競争が激しく納期も厳しい

流通業界は開発納期も厳しく、ここでも他社と差をつけるため「少しでも早いシステム納品」を求めます。

しかしこれは考えようによっては良いことでもあります。

納期が短い分新しい技術に触れて、次々と開発をこなすスピード感のあるシステム開発が可能となるのです。「ちんたらとシステム開発をやりたくない」あなたには、流通業界への転職はピッタリですね。

流通系の仕事は常に新しいことにチャレンジするやりがいに満ちている

総じて言えるのは、流通系への転職に向いているのは、「とにかく早いスピードでシステムを開発したい」というやりがい重視のSE。

流通系のエンジニアには、安いコストで、かつ短い納期で、高度な開発技術を求められます。

はっきり言って条件は悪いです。ですが悪い条件で働くことに苦がない、逆境を楽しめるエンジニアにはぜひ、流通系のエンジニアへの転職にチャレンジしてもらいたいです。

流通系SEは特殊スキルが求めれられる?

流通系のSEは、慢性的な人手不足が続いています。ただでさえ良い条件で働くことができないこと。そして企業も店舗拡大を行い、管理する分野が多くなること。そしてそれにプラスして、流通系SEにはスピード感あふれる開発に対応するための「特殊スキル」が求めれるからです。

今後もこの状況が大きく変わることは、無いかもしれません…。

流通系SEが開発するシステムの一例:在庫管理システム

流通系は、流通させる品物の「在庫管理」が命です。

流通系はこの、流通業界の要ともいえる「在庫管理」を行うシステム開発を担うことになります。

どれだけ効率的に、在庫の状態を適正に保てるか。最近は在庫管理を行うのは、もっぱらコンピューターシステムです。

転職エージェントと相談しながら幸せな転職を

流通業界への転職でも役立つのは、転職エージェントです。

転職エージェントには、システム開発を担うSIerから流通業界の求人まで幅広く揃っています。

勤務条件が多種多様な流通系の求人をしっかり見定めるためには、やはり転職エージェントのキャリアコンサルタントとの相談が絶対に必須です。働き始めてから、「やっぱり違った」では遅すぎるのです。

流通業界へのエンジニア転職は「マイナビエージェント

流通業界への転職を考えた時、考えるべきなのは「勤務条件の比較」です。

なるべくたくさんの求人案件を見比べるべきだということを考えると、やはり転職エージェントは「大手エージェント」の利用がおすすめ。

そうなると候補に上がるのは「マイナビエージェント」でしょう。

流通系への転職は「今後の成長」が決め手

流通系の企業は多く、比較が難しいですが、私は企業を比較する基準として「将来性」を推します。

少しの情勢変化ですぐに会社が倒産してしまう流通業界。現在その企業が業績を上げているとしても、その業績アップがここ2,3年の急成長ではいけません。以前よりコツコツ売上を伸ばしている企業のほうが、将来性の面では安心です。当然安定した企業の方が、エンジニアの身としても働きやすいはずです。

まとめ

流通業界への転職は、はっきり言って大変です。

転職活動自体が大変なのではなく、いぜ転職を行い、働き始めたあとが大変なのです。流通業界は競争が激しく、業界が移り変わるスピードが早いからです。流通業界で働くエンジニアは、その移り変わりの早いスピードに対応することを強いられます。

流通業界への転職を考えているエンジニアの皆さんは、自分の仕事に対する姿勢をもう一度思い返してみてください。