ITインストラクター

インストラクター

ITインストラクターの需要は、年々高まっています。

…なんて聞いても、ピンとこないかもしれませんが、これは事実です。
日本は今後少子高齢化社会に突入。65歳以上の割合が、人口の25%を占めるのです。

そして同時に、日本社会はIT社会として、日に日に成長しています。パソコンに馴染みの無かった高齢者の中にも、パソコンやインターネットを使ってみたい…という方も多いはず。

また、「ITを導入したい」と思っている、今まで会社にIT機器を導入していなかった社長も多いはず。

ITインストラクターは、そんなITに興味はあるけど、ITに疎い…。そんな人達を相手にIT技術を教えるのが、ITインストラクターの仕事です。

また、企業相手に、社員研修でIT技術を教えるITインストラクターもいます。

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ITインストラクターの仕事

ITインストラクターがどんな仕事をしているのか、まず見ていきましょう。

パソコン教室に勤務して生徒指導

街に多く点在している「パソコン教室」。あの中で生徒に教えるパソコンのインストラクターも、「ITインストラクター」です。

インターネットブラウザの操作から、Officeソフトの操作、メーラーの操作などを生徒に教えます。前述した通り、高齢化社会になるにつれ、パソコン教室の需要も高まります。そこで活躍するITインストラクターの募集も今や急務です。

自分のパソコン教室を開校することも可能

パソコン教室のノウハウが十分なら、自分のパソコン教室を開校することも可能でしょう。

パソコン教室の経営方法も様々です。自分の好きなスタイルでパソコン教室を運営できること、そして何より教室勤務より多くの収益を上げられるのが利点ですね。

職場訓練校でOfficeソフトの指導

職業訓練校で、Officeソフトの操作などを教えているITインストラクターもいます。

ITの基礎知識があれば、一定の職業に就くことができるので、

新人社員研修で外部企業に研修する

ITインストラクターは、一般客相手のインストラクターだけではありません。企業相手に仕事するITインストラクターも多く、そういったITインストラクターは、「研修」などを行っています。

今やIT企業でなくとも、ITに触れないで仕事することは、ほとんど不可能な時代となりました。そして、そんな企業に入社してくる新入社員のために研修を開き、そこで教えるのこそITインストラクターです。

ITインストラクターになるには?

ITインストラクターとして働くためには、どんな道筋を歩めばいいのか。それを学んでいきます。

SEなど開発環境に触れた後ITインストラクターへ

SE、プログラマーなど、ソフトウェアエンジニアである程度知識、経験を蓄えた上でITインストラクターとして働き始める人も多いです。

働いている企業からの勅令、自分から望んだ異動、その経緯は様々でしょう。

ヘルプデスク勤務などの後ITインストラクターへ

ヘルプデスクやセールスエンジニアなどで働くにつれ、「人に何かを教える」喜びに目覚め、企業のITインストラクターに転職するパターンも多いです。

もともとの素養と経験を活かしたITインストラクターならば、現場で活躍するまでの期間も短いはず。

ITインストラクターで役にやつ資格

ITインストラクターとして働く上で役立つ資格は、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)や、ドットコムマスターなどでしょうか。

教わる生徒、そして他のインストラクターにも、「この人は人に教えるだけのIT知識がある」。そう思わせるための資格を持っていることが重要です。

ITインストラクターは定時で帰ることができる?

ITインストラクターは、ITエンジニアのように夜遅くまで残業することが少ない職種だと思われている方も多いはず。

自社内のITインストラクターが、「外部に研修に出て、そのまま直帰してる」「帰社したと思ったら、多少の仕事をして、やっぱりすぐ帰る」。なんて思っているエンジニアは多いです。

まとめ

「パソコンやソフトウェア、システムなどのIT知識を人に教える」

のがメインの仕事であるITインストラクター。一般の人向けに、パソコン教室などで知識を共有するタイプのITインストラクターもいます。そして、外部研修などを主な仕事しているITインストラクターも。

それらのインストラクターに共通しているのが、「人に何かを教えるのが好き」ということ。

人に教えられるだけのIT知識、そしてIT知識を有していることを証明できる資格を持っている人はぜひ、ITインストラクターとして働いてみてください。

IT需要の高まりと共に、ITインストラクターの需要も右肩上がりです。