転職するSEが書くべき理想の志望理由

履歴書

初めての転職ならなおのこと頭を悩ませてしまう「志望動機・志望理由」。

「なんて書けば面接官に好印象を持たれるのかわからない」
「ぼんやりした理由で転職を志望するので書き方に困る」
「アピール材料が少ない」

など、様々な理由で悩んでいることでしょう。今回は、そんな面接のキモ「志望理由・志望動機」の適切なアピール方法をご紹介します。

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志望動機はいかに「ポテンシャルがあるか」をアピールするポイント

そもそも志望動機のポイントで、人は何をアピールするべきなのか。そこから考えていきましょう。

志望動機でアピールするべきなのは、自分がどれくらいポテンシャルを持っているかという点。会社で仕事するにあたって、自分がどれだけ熱意に溢れているのか。

それらをアピールすることで、面接官に「おっ、この人は良さそうだな」と思わせられるかどうか、それが志望理由の争点となります。

未経験のSE転職ならなおのこと重要

この志望理由ですが、未経験でSEに転職する際にはなおのこと重要となります。

志望理由にて、「自分は未経験ではあるものの、どれだけこの仕事に、そして御社に興味があるか」を伝えなければなりません。

未経験ではもとよりアピールできるスキルなんてありません。志望理由にて、とにかく自分には高いポテンシャルがあるということ、アピールして参りましょう。

どこにでも当てはまる志望理由では意味がない

志望理由ですが、気を抜くとありふれた、どの会社にも当てはまるものとなってしまいがちです。

志望理由にて、「会社のどこに惚れたか」「何のサービスに触れてここで働きたいと思ったか」を少しでも具体的に伝えなければ、転職は成功しません。

ですから当然、志望理由を書く前に、「自己分析」「会社の下調べ」も行うことになります。否が応でも志望理由が出来上がるまでに時間がかかってしまいますよね。

自分らしさが何より大切

その会社にしか当てはまらないことが大切なのと同時に、「自分にしか当てはまらない」ということが大切です。

ありふれたアピールでは意味がありませんし、面接官の記憶にも残りません。自分にしかアピールできないポイントを探して、それを全面に出した志望理由を書いてください。

「御社で学ばせていただきたい」は独りよがり

よくあるのが、「御社で○○について学ばせて頂きたいと思います」など、働きながら勉強したいことをアピールする人がいます。

その狙いは十分理解できます。「自分はいかに向学心が強いか」を伝えたいのでしょう。しかし、その学ぶ姿勢も「会社任せ」ではあまりアピール材料になりません。貸家にとって優秀な人材とは、「何も言わずとも自分から学習してくれる」人材です。会社が研修制度を整えずとも、何も言わずとも、新しい技術を余暇で勉強する。それくらい強い意気込みがある人なら、どの企業でも採用されることでしょう。

SEが転職する際には「趣味でシステム開発していた」くらい言いたい

「自分は自主的に勉強します!」
というアピールよりさらに強いのが、「すでにシステム開発を趣味で行っている」というアピールです。

これなら、「自主的に勉強できる」「ある程度のスキルがある」ことを同時にアピールできるので、とても効率的な自己PRと言えます。

志望動機 例文1

大学卒業後は、○○株式会社で○年間システム開発に携わっていました。役職は主に○○として開発業務が主な仕事でしたが、○○というポジションでは自分の思うような仕事が出来ていませんでした。SEとして、さらにできる仕事を増やしたい、今よりスキルをさらに向上させたいという思いで、転職を決意しました。御社の社風は、あまり役職にとらわれず、本人の意思一つで業務内容が決められるということで、強い魅力を感じました。御社なら、やりたいことが多すぎる私のような人間が成長でき、そしてその成長で会社の貢献に繋げられるのではと思い、志望いたしました。

まとめ

前職の不満を言うのは、基本的に転職活動ではNGですが、このケースはポジティブさを強く感じるので問題ありません。

強いポテンシャルも感じるので、ある程度若いならこれでも十分好印象を与えられるでしょう。

志望動機 例文2

以前いた会社では、SEとしてBtoBのシステム開発業務に携わっていました。しかし趣味で○年開発しているアプリケーション開発業務の方が、ユーザーと密に触れ合えるなどの理由で、自分にあっていると感じています。御社はアプリケーション業務をメインで扱っており、自分のスタイルにぴったり合致していると感じています。前職のシステム開発スキルも、そのまま御社の○○開発に活かせるはずです。

前職のスキルと趣味でアピール

以前の会社より今回志望した会社の方が自分にあっていること、そして趣味でアプリケーション開発を行っていることを同時にアピールする、中々良い志望理由です。

即戦力を期待する企業にはなおのこと有効でしょう。

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