SIer向きの人とWeb系企業向きの人の違い

顔を覆うエンジニア

昨日、こういったブログ記事が少し話題になっていました。

11月にSI企業からCookpadにセキュリティエンジニアとして転職して1ヶ月たったのですが、いろいろ感銘をうけたのでその気持を忘れぬうちに文章に残しておきたいと思います。 disclaimer 個人の主観であり、客観的にSI企業が悪いとかWeb系が良いとか言っているわけではありません。 かなり前職disな話っぽくなっ...

ブログ主は、SIerからWeb系企業への転職を行い、Web系企業での仕事に満足しているそうです。「最高だった」と言っているほどです。曰く、Web系企業がSIerよりも優れているのは、

  • しがらみが少ない
  • エンジニアが優秀
  • 当事者意識がある
  • オープンソースにコミットできる

などを挙げています。

SIerは企業ごとに決められたルール内で仕事を行うことになりますが、Web系企業での開発はしがらみの少ないものだと言われています。

しかし中には、そうした「しがらみの少ない環境」が向いてない人もいるようです。

SIerからWeb系企業への転職で失敗した人も…

「SIからWebへの転職」で最高だと言っている人もいれば、反対に、SIからWebへの転職で失敗したと感じている人もいます。→ウェブ系企業に転職して失敗した話

どちらも正しいとは言えません。言えるのはただ、「人の価値観はそれぞれ」ということ。ただ、その人の性格、その人の望む働き方などによって、働きやすい環境は違うということでしょう。

その人の望む働き方によって、働くのに向いた場所は変わってくるのです。

SI勤務に向いている人の特徴

まずは、BtoBのシステム開発をメインの仕事とする、SIerで働くのに向いている人の特徴から考えていきましょう。

上から仕事が降りてくる方が楽な人

SIerにはPM、SEがしっかりとプロジェクトの進捗状況を管理して、それぞれのメンバーに仕事を割り振ります。

メンバーであるエンジニアは、ただ上から降ってくる仕事を上手に処理するだけで良いのです。Web系企業は、自分で仕事を見つけていかなくてはなりませんから、そこで一つ頭を使わなければなりません。

それを楽しいと思える人なら良いですが、中には、ちくいち仕事を指示して欲しい方も大勢いるはず。そんな方には、SIerでの勤務が適しています。

役割分担がきっちりしている方が良い人

SIerには、役割分担がきっちりされています。そして基本的に、その割当てられた範疇を出た仕事には関わりません。

「自分は何をする人」で、「あの人は何をする人」というのがハッキリしたほうが、ストレスを感じずに仕事できる人は、SIerでの勤務が向いているでしょう。

Web系企業で働くべき人の特徴

ではここからは、最近多くなっており、ますます勢いが増している「Web系企業」で働くのに向いている人の特徴も調べていきましょう。

タスクを自分で見つけたい人

SIerと違うのは、Web系企業ではエンジニア一人ひとりが、自発的に「次のタスク」を探していくことになります。

「現在これくらいシステムができてるから、今後の事を考えて、次自分が取り掛かるべきなのはこれだ」

という判断をくださなければならないのです。気を紛らわさず、一つの仕事に集中したい人は、SIerで働くのに向いていると言えるでしょう。

ユーザー目線で仕事したい人

Webシステムは、成果物を直接ユーザーが扱い、そのフィードバックをエンジニアに届けます。

つまり、Web系企業で働くエンジニアは、常に「ユーザー目線」で働く必要があるということです。BtoBの、成果物をあげたらはい終わりではなく、ユーザーからのフィードバックを受けて、より良くする努力も求められます。

「どうしたらユーザーが喜んでくれるか」を考えながら開発するのは,SIにはない文化ですよね。

プログラミングがやりたい人

そもそもプログラミングがやりたくてSEになったのに、実際に働いてみると全然プログラミングができない。

そんな声を、SIerで良く聞きます。システム開発の上流階級になればなるほど、SEの仕事はより誰でもできるものになります。

Web系企業には、凄腕エンジニアがたくさんおり、一人ひとりがしっかりとプログラミングを行っています。

自分の「こうなりたい」像を明確にして転職してください

自分は、会社に勤めてどうなりたいか。どんな仕事がしたいのか、ここで一度考えてみてください。

自分のなりたい像によって、働くべき環境はまったく変わってしまいます。エンジニアが100人いれば、100通りの働き方があり、100通りの幸福があります。

転職は自分の未来に大きく関わる事柄ゆえ、慎重に慎重を期して行いましょう。

そして「SIからWebへの転職を行いたい!」と思った方は、「SIerからWeb業界への転職で失敗する人に共通する5つの特徴」を参考にしてください。