IT業界への転職ではなく、別業界への転職を考えているSEも少なくないはず。
別業界の「社内SE」などに転職するためには、それまで培ったあらゆるスキルをアピール、そして仕事の中で存分に発揮しなくてはなりません。
とはいえ、勝手が違う別業界。SE時代のどんなスキルが、他業界への転職時に役立つのか。今回は、他業界転職で役に立つスキルを紹介します。
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目次
IT業界（SIer）からの転職を考えているSEはどの業界への転職するべきか
IT業界から別業界へ転職する事を考えているSEは、どの業界へ転職するべきなのか。どの業界へ転職すれば、キャリアアップや、仕事んおやりがい、年収などの条件で総合的に満足できるのか。そこをみていきましょう。
転職におすすめの業界は、別の記事も参考にしてください。
Web業界
Web業界で働くエンジニアの満足度は高いです。SIerで働くエンジニアとくらべて、しがらみの少ない仕事ができると、もっぱらの評判です。
Web業界は基本的にCtoCの仕事となりますので、ユーザーと関わりながらの仕事がしたい方にもおすすめです。
金融業界
金融業界の社内SEも、仕事のやりがいがあります。
金融業界で扱うシステムは、大金を動かすシステムも多いため、他業界で働くエンジニアより仕事の責任が重いです。また、金融業界で働く人の年収が高いのも特徴の一つです。
医療業界
医療業界も社内SE転職で人気の業界です。
医療業界で扱うシステムは、医療、人の生き死にを扱うことが多いので、SEの仕事の責任も大きいです。
他業界の社内SEへの転職で持っておくべきスキル
では、具体的に何のスキルを持っていると、他業界への転職をスムーズに行うことができるのか。
社内SE転職に役立つスキルをみていきましょう。
コミュニケーションスキル
社内SEに限った話ではないですが、あらゆる仕事の上で「コミュニケーション能力」は必須です。
社内SEとして働く上では、「コミュニケーション」がさらに重要。誰が、どんなシステムを求めているのか。そもそも現在どんな抱えている問題は、どんな問題なのか。あらゆる方面からやり取りして、仕事を行う必要があります。
ハードウェアの知識
社内SEの仕事は、社内システム開発だけではありません。
社内のPCトラブル、そのトラブルの解決もまた、社内SEの重要な仕事です。PCをはじめとする、社内のハードウェアに関する知識、社内SEにはそれも求められてきます。
業界特有の専門知識
社内SEとして、別業界で働くなら、その働く業界の専門知識を持っておく必要があります。
SEが行うのは、システムを用いた「問題解決」です。企業特有の問題を解決するためには、業界特有のあらゆる知識を持っておく必要がありますよね。
SEとして培ったスキルは別業界でも活きる
あなたが今までSEとして働いてきた過去、培ったSEとしてのスキルは、今後別業界への転職を行ったとしても活かすことができます。
私個人としても、過去のあらゆる経験、知識が、未来の意外なところで役立つ実感があります。あなたの過去を無駄にする必要はないのです。
IT知識
IT知識を持っているというその一点、その高いITリテラシーが他業界で活きます。
今時はどんな業界でもITは必須とはいえ、ITリテラシーの低い業界はまだまだ少なくありません。IT知識をそなえたSEの存在は、まさに「助け舟」となるでしょう。
分析力・解決力
SE時代は常に、「どんなシステムでこの課題を解決できるか」ばかり考えてきたSEも多いはず。
その「問題分析力」そして問題への適切なアプローチでの「課題解決力」も、別業界で活かすことができます。
ITコンサルタントへの転職も可能
ITのプロジェクト導入前に、企業へのITアプローチ法を考える「ITコンサルタント」への転職も良いでしょう。
また、なんといってもコンサルタント職は年収が高いです。
フリーランスエンジニアとして働く
企業のしがらみが嫌になってしまったSEは、どの企業にも属さない「フリーランス」として働くのも良いでしょう。
フリーランスは、報酬が中抜きされることなく、すべて自分のものとなりますから、サラリーマンと比べて年収がかなり高い人も多いです。
その代わり、多くの課題を自分一人でこなす必要もあるのですが…。
あなたにピッタリの業界はどこか
別業界への転職を考えたSEが、どんなスキルを持っておくべきなのか。
今回はそこを説明しました。IT業界で働いて、別業界で上を目指すエンジニアの皆さんは、スキルについてよく考えておくべきでしょう。
「今自分はどんなスキルを持っているのか」「次の業界で役立つスキルは何か」を分析してから転職しましょう。