SEは現代の奴隷なのか?SIerから抜け出そう!

物憂げなエンジニア

SEの話を聞くと本当に思うことが「SEの仕事って大変だなあ」ということ。

当然のように「残業が月200時間越えた」だの、「土日なかった」だの言っているのを見るたびに、ああ人間はすぐ慣れてしまうんだなあと思います。

でも端からみるとやはりSEの労働環境は「異常」です。特に異常なのが、下請け、孫受けのSIerで働くSE。(受注元でもひどいところはひどいですが)

今回は、みんな心内では気づいているけど、見て見ぬふりしているSEの悪質な労働環境について改めて警鐘を鳴らしたいと思います。

ITゼネコンが抱える問題について

SIerはITゼネコンとも呼ばれています。

どうしてそう呼ばれているかというと、建設業界のゼネコンと同じく、仕事が元請けから下請けに流れていくからです。日本の悪しき慣習が、建築業界だけでなくIT業界にも根付いており、これが多くのエンジニアを苦しめているのです。

SIピラミッド内は地獄

顧客から仕事を委託して、それをさらに下請け会社に委託する。そして委託された仕事がさらに孫受けの会社に委託される。この構造をSIの開発ピラミッドと呼びます。

この中に組み込まれたSIer、そしてそこで働くSEなどエンジニアにとって、この環境は不幸以外の何物でもありません。

元請け

国を代表する超大手SIerがここに含まれます。日立、NEC、富士通など。さらにIBMなどの外資系企業も代表的な「元請けSIer」です。

元請けを担うSIerで働けば、SIピラミッドの頂点に君臨できるので幸せか、というと全然そんなこともありません。

ピラミッドの頂点たる企業がやるのは、システム開発の元締め。システムの基本的な要件定義や仕様決定などが主な仕事です。そのため、実際の開発にはほとんど関わりません。

やるのは、受注元との折衝や、プロジェクトの作成業務ばかり。進捗管理、Excel作成、そればかりの日々。確かに下請け企業よりは業務環境はマシかもしれませんが、果たしてこれでIT企業だと言えるでしょうか。

下請け

下請け企業で働いているエンジニアは、主にプログラミングとなります。しかし、そのプログラミングは元請けが決めたフレームワークに完全に沿う形になります。エンジニアらしい、クリエイティビティの高い仕事はできません。いわば、工場作業に近い仕事です。

孫請け

孫請けまで仕事が降りると、もうほとんど奴隷です。安い予算で、無茶なスケジュールを組まれて、エンジニアをこき使って潰れるまで働かせます。時おりここで働くエンジニアは「IT土方」と呼ばれるほどです。

誰も幸せになれない

このシステム開発を行うSIピラミッドに組み込まれてしまうと、どの段階で働いていたとしても決して幸せになることはできません。

自分のやりたかった仕事はできず、ただただ過酷な労働環境で働かされるだけ。元請けの企業に勤めていても、もともとやりたかったIT業務に関わることはできません。プロジェクトによっては、元請け企業でも長い残業時間が課せられてしまうこともあります。

SIerに組み込まれている限りスキルも上がらない

どの段階のSIerにいたとしても、言えることですが、SIピラミッドに組み込まれた状態のままでは、スキル向上もありません。

元請けのSEとしてやるのは、Excel作成、プロジェクト進捗管理。そんなの、そのへんの学生をバイトで雇ってもできる仕事です。当然、5年後10年後に繋がる仕事だとはとても言えません。

やはり少しでも早い段階で、SIピラミッドに関わらないで仕事できる現場への転職を考えるべきでしょう。

生活もままならない

下請け、孫請けのSEとして働いたとしても、やるのは元請けの言うとおりに作成するシステム。プロジェクトが変わったとしても、大して代わり映えしない仕事でしょう。そして長時間こき使われることで、業務時間外に自主勉強しようという気にはなりません。

さらに長い残業時間であなたのプライベートな時間も減り、まともな生活を送ることはできません。

うつ病・過労死のリスクも

長い残業時間によって、あなたの心身へのダメージもあります。

長い残業時間によって自律神経は乱れ、身体に不調を来し、不眠に陥るなど、悪い状態まっしぐらです。最悪のケースだと、うつ病、そして過労死の未来だって十分にあり得ます。

早くITゼネコンから脱出するべき

すでにSIピラミッド内で働いているとしたら、一刻も早い脱出の必要があります。

自分の未来のため、キャリアのため、そして心身の健康のためにも、少しでも早い転職をおすすめします。

確かに不景気の昨今、現在の状況を変えるのは勇気がいります。しかし、少しでも若いほうが転職に有利なのも確か。決断するなら少しでも早いほうが良いでしょう。

「レバテックキャリア」で未来の相談を

少しでも良い状況で開発に従事できる企業への転職には、「IT特化型の転職エージェント」の利用をおすすめします。

IT特化型の転職エージェントといえば「レバテックキャリア」です。レバテックキャリアのメリットはなんといっても「キャリアコンサルタント」が優秀であること。レバテックキャリアのキャリアコンサルタントに相談して、あなたの明るい未来のための一歩を踏み出してください。

まとめ

元請けから仕事が下に委託される流れ、俗に言うSIピラミッドに組み込まれたエンジニアは、それだけで不幸です。

IT企業らしい、エンジニアらしい仕事がしたいならば、転職エージェントに相談してなるべく開発業務に関われる残業も少なめな職場を探してください。