SEはブラックなのか?ホワイトなSEは存在しないのか

残業で苦しむサラリーマン

よく聞く言葉に「SEはブラック」なんてものがあります。

確かにSEの仕事は多職種と比べて多少過酷かもしれません。エンジニアよっては、長い残業時間、休日出勤も当たり前。デスマーチには会社に泊まり込むなんて話も聞くほどです。

果たして、数多のSEすべてがそんな「ブラック」な現場で働いているのでしょうか。というか、そもそもブラックとは、どんな仕事を指す言葉なのか?ホワイトなSEは存在しないのか。考えてみましょう。

ブラックな企業とは?

まずは、どういった会社で働くと「ブラック」な仕事をすることになるのか。ブラックの定義から考えていきましょう。

ブラックの内情を知ってないと、ブラックな会社を遠ざけることもできません。

ブラックには明確な定義がない

大前提として、こういった会社がブラックであるという、明確な定義は存在しません。国もどの機関も、ブラックという言葉に定義付けをしていないのです。

ブラックという言葉を象っているのは、主に印象、そして働く社員の気持ちです。ブラックという言葉は、社員の胸三寸であるということですね。

辛い仕事=ブラックではない

ぼんやりと仕事が辛いから「ブラックだ…」なんて言う人もいますが、どの仕事もある程度辛いものです。

ブラックを見極める目安としてわかりやすいのが残業時間です。ホワイトな会社とブラックな要素の強い会社の残業時間を比べてみると、その差は歴然です。

ホワイト ブラック
残業時間 20時間~40時間ほど 100時間~
残業代 80時間はかならず支払われる 20~30時間はみなし残業として給与に含まれる。
もしくは一切支払われない

社員をこき使った挙句、残業代も支払わないなんて、社員を奴隷か何かだと思っているとしか考えられません。

単純に残業が多かったり残業代が支払われない企業は「ブラック」だと思って間違いありません。

結局は社員(自分)がどう思うか

残業くらいわかりやすいブラックは判断がつきやすいですが、最終的にブラックかどうか決めるのは、社員であるあなた自身です。

ブラックかも…と思うくらいに仕事が辛いなら、実態がブラックかどうかはともかく、真剣に転職を考えるべきかもしれません。

こんな企業はブラックかも?要警戒!

ブラックの定義が曖昧だという話が終わったところで、ここからはそんなブラック企業を見極めるための具体的な基準を調べていきましょう。

休みが取れない

一応ルールで休日は規定されているものの、プライベートで有給休暇を取ろうとしてもとれない。仕事が何より最優先。こんな話は、ブラック企業では当たり前です。

「上司は仕事に来てるのに休むのか?」なんて言われるのが、ブラック企業でよく見られる光景です。

人の入れ替わりが激しい

ブラック企業は、すぐに人がやめてしまうため、常に求人を募集しています。

人が入ってもすぐやめてしまう。そしてまた新しい人が入ってくる。これの繰り返しです。人の入れ替わりが激しい企業に勤めている人は、自社がブラックじゃないか疑ってください。

上層部が無能

上司に優秀な人が揃っていれば、ブラックな企業体質にはなりにくいものです。

企業のマネジメント、社員のスケジュール管理をしっかり行ってくれる上司がいる会社なら、ブラックになりようがないからです。

SIerピラミッドはブラックの温床

ブラック企業で務めるSEは得てして。SIerの開発ピラミッドに多いです。

ピラミッドに組み込まれてしまうと、上流SIerからの無理な注文に応えるために、かなり辛いスケジュールでシステム開発を行うことになります。上流SIerはそれはそれで、プログラミングとは違うやりがいのない仕事をすることになったりします。

ITゼネコンと呼ばれるこのシステムに組み込まれると、半ば強制的にブラックなSEに早変わりです。これが嫌なら選択肢は一つです。転職しましょう。

システム開発を行うIT業界の構造を「ITゼネコン」と呼びます。実は、このゼネコン構造に組み込まれたすべてのSEは、幸せに働けているとはとても言えないのが現実です。

システム開発の下請け構造は弱小SIが割を食う

ITゼネコンの下流にいけばいくほど、仕事環境は悪くなります。

孫受けのSIerくらいになると、もはや奴隷のようです。たまに耳にする「社内に泊まる」とかは、ピラミッドの下流SIerで起こるのです。そんなブラックな会社でシステム開発をしていても良いことはありません。早めに脱出を考えてください。

自社で開発が完結するSEはブラックになりにくい

システム開発を受託するから、そこで働くエンジニアやSEがブラックな環境で働くことになるのです。

これが「自社で開発が完結する」SEだったなら、話は全然変わります。自社のペースで、誰からも文句をつけることもなくシステム開発を行うため、辛く苦しいシステム開発とは無縁です。

良い職場環境への転職も考えて

SEにとって働きやすい、いい会社はたくさんあります。今の職場環境に不満が有る方は、ぜひともより良い職場への転職を前向きに考えてください。

良い職場環境への転職は、専門のキャリアコンサルタントに相談できる「転職エージェント」の利用がおすすめです。

レバテックキャリア

より良い環境へ転職したいエンジニアには、「レバテックキャリア」という転職エージェントがおすすめです。

レバテックキャリアはIT専門の転職エージェント。あらゆるIT知識や、エンジニア特有の悩みなどにも精通しているため、きっとあなたの悩みにも応えてくれるはずです。

レバテックキャリアは、他エージェントと違いIT・WEBに特化した転職エージェント。高い質を誇るキャリアアドバイザー、手厚い個別相談会など、他のエージェントとは違うスタイルであなたの転職をアシストします。

フリーランスになるという選択肢も

会社に属さない「フリーランス」のエンジニアとなる選択肢もあります。

フリーランスのエンジニアになれば、何もしがらみを感じない状態で好きに開発を行うことができるため、ストレスとは無縁です。

最近はフリーランスエンジニアの仕事を斡旋するエージェントがあるなど、フリーランスでも働きやすい土壌が出来上がっています。

レバレジーズ株式会社が運営する、フリーランス専門のエージェントが「レバテックフリーランス」です。案件の単価の高さがレバテックフリーランスの強みで、今の年収で満足していないサラリーマンの多くが、レバテックフリーランスでフリーランスエンジニアとしての道を歩んでいます。

まとめ

「SEはブラック」なんて言説がありますが、それはちょっと主語が大きすぎます。

正しくは、「ブラックな企業で働いているSEも多い」といったところでしょうか。

本当に今働いている企業がブラックかどうかはともかく、今働いている会社が「働きにくい」と思ったら、積極的に転職を考えましょう。