swiftエンジニア転職マニュアル

ミドルウェアエンジニア

最近特に耳にするSwiftという開発言語。

どうして最近よく耳にするようになったのか?どんな特徴がある言語なのか? そして何より、Swiftをメインに扱うエンジニアが転職を考えた時、どんな職への転職が可能なのか?

Swiftエンジニアの転職という観点に絞って情報をみていきましょう。

※本ページにはPRが含まれます。

Swiftはできたばかりのプログラミング言語

Swiftの開発が行われたのは2010年。そしてその後正式リリースが行われたのは、開発から4年後の2014年。

Apple製品で動くことを想定して作られた言語で、AppleといえばObjective-Cが使われていましたが、よりとっつきやすくわかりやすい言語として作られたのがSwiftという言語です。

PythonやJavaが生まれたのが1980年代や1990年台であることを思えば、Swiftがどれだけ新しい言語かわかるはず。今後の躍進も見込まれた開発言語のため、スタンフォード大学など欧米大学の講義にも取り入れられているほどです。

Apple製品に特価した開発言語

Swiftが動く環境は、「iOS」「macOS」「Linux」と、Apple製品上での動作が想定されていることがわかるはずです。

中でも主にiPhoneデバイスでの開発に用いられますが、もっと最新のAppleWatchなどの最新デバイスでもしっかりと稼働します。

今後新たなApple製品が生まれたとしても、十分に活躍するはず。

Swiftはまだ新しい言語なのでエンジニアが少ない

なんといっても生まれたばかりの開発言語であることから、まだまだSwiftを扱うエンジニアの数が少ないのが特徴です。

Objective-Cを扱うエンジニアはそれなりにいますが、Swiftとなると私もあまり目にしたことがありません。

マスターしておけば転職では有利か

エンジニアが少ないということは、マスターしておけば、高い需要で引っ張りだこだということにほかなりません。

まだまだSwiftエンジニアを募集する企業もそれほど多くないのが現状ですが、これからSwiftが一般化するに従い、需要も高くなってくるはず。ただでさえ日本は「iPhone大国」なのですから。

それにSwiftは、学習難易度もそれほど高くありません。

Swiftエンジニアの年収は高い?

「スタンバイ」の調査によると、Swiftを扱うエンジニアの平均年収は「483万円」です。

ハッキリ言って、他の言語に比べてすごく高年収というわけではありませんが、まだまだ新しい言語。これからの伸びに期待できます。

Swiftは開発規模が小さい

年収がそれほど多くないのは、Swiftはスマホアプリ開発などで主に使われることが多いため、開発規模が小さいことがその理由の一つです。

大規模システム開発を担うJavaなどと比べるとやはり年収が低くなってしまうのですね。

Googleも注目するSwift言語

Googleは現在Androidアプリ開発で、主にJavaでの開発に力を入れています。

しかしJava開発元のOracle社とGoogleがもめていることもあり、Googleが今後アプリ開発にSwift導入を検討しているとのニュースが流れました。

Google社が開発言語にSwiftを選ぶと、本格的に開発情勢はあっという間にSwiftへ傾きます。未来を先読みして、他のエンジニアより一歩先にSwiftを学んでおいても良いかもしれませんね。

将来的には大規模WEBアプリケーション開発も可能になるかも

今でこそ、アプリ開発用言語として知られているSwiftですが、WEBアプリケーション用のサーバープログラム開発も可能な言語です。

今後WEBアプリケーション開発用のフレームワーク開発が本格的になれば、もっと大規模開発が可能になるので、もっと多くのエンジニアから注目を集める言語になるはずです。

Swiftエンジニアにおすすめの職種

Swiftを扱うエンジニアが転職先に選ぶべき職種も学んでおきましょう。

アプリケーションエンジニア

iOSでのアプリケーション開発をメインで行うSwift。

やはり今現在Swiftは「スマホアプリ開発エンジニア」が利用するのに特化した開発言語です。

アプリケーションエンジニアは、大企業が募集している場合も、小さいベンチャー企業が募集していることもあり、求人の幅という点ではかなり広いです。一発当てればでかいアプリケーションエンジニア。しっかりと求人を見定めていってください。

まとめ

Swiftはまだ開発から時間の経ってない、できたてホヤホヤのプログラミング言語。

Swiftは主にApple製品上で動くことを想定されているため、主にAppleのアプリケーションエンジニアに使われています。

しかし、今後はもっと開発規模が大きくなり、会得するエンジニアの数も多くなってくるはず。将来を考えて、今から習得しておくのも悪くありません。