ポピュラーな言語で人気のあるjavaScript。プログラミングのプの字も解らなかったあの頃、初めてのWEBサイト制作にこの言語を使ったという人も多いのではないでしょうか。
未だに「javaScriptが好きだからこれをメインで使える仕事に就きたい」という人にも出会います。今回は、そんなjavaScriptファンに向けて転職をする際に参考になる情報を紹介していこうと思います。
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目次
javaScriptは需要がある言語なのか
世界で最も広く使われている言語であるjavaScript。そもそも静的なページを作るためにできた言語ですが、現在ではどの程度の需要があるのでしょうか。
WEBサイトスマホアプリでよく使われている
アマゾンやクックパッドなどのWEBサービス。このサービスをアプリケーション上でもブラウザと同じように表示させるのに、javaScriptは使われています。WEBブラウザと同じような感覚で、よりユーザーがアクセスしやすい(つまり、コンバージョンに繋がりやすい)環境を提供することができるのです。
楽天なんかは楽天市場、楽天ポイントクラブなどなど、全てjavaScriptを使ってアプリ化していますね。最近ではSwiftやObjective-Cを使わなくても開発できるようになり、さらにjavaScriptの需要が増えました。WEBサイトの数だけ仕事ができるため、当然のように作業量は多くなります。
Node.jsの出現によって需要は増した
サーバーサイドで動くjavaScriptであるNode.js。これの出現により、javaScriptの活躍する範囲は増えました。増えたというよりも、集中したという表現の方が正しいかもしれません。
簡単に言うと、Node.jsはクライアントとサーバーサイドどちらもjavaScriptで書けてしまうというもの。つまり、これがあればjavaScriptを書けるエンジニアさえいればOKということになるのです。
実際に、中小企業ではもうNode.jsを導入していてjavaScriptと他数個の言語しか使っていないという企業も少なくありません。個人的には人手の少ないベンチャー企業を始めとして、どんどん導入していくのではないかと予想しています。
javaScriptエンジニアの将来性は?
javaScriptはブラウザ上で動く唯一の開発言語。将来的に需要が無くなることは考えにくいでしょう。HTML5を使ったWEBアプリ開発にも必須ですし、需要は増える一方です。
現状でこれだけ普及しているわけですから、どの言語よりも時代の流れについていける言語だと思います。バージョンアップを重ねてライブラリも増えていくことでしょう。
年収の相場は
javaScriptエンジニアの平均年収は約555万円です。言語別年収ランキングではPython、Perl、Ruby、C言語に続く第5位。
現在は平均的な水準に落ち着いていますが、現代のスマホアプリの発展っぷりを見ていると、言語の需要に伴い年収も上がっていくことが期待できます。今のうちに身につけておきたい技術ですね。
javaScriptエンジニアにおすすめの職種
javaScriptを強みとして転職をするなら、以下の職種がおすすめです。
フロントエンドエンジニア
javaScriptに加えてHTMLとCSSのスキルがあればフロントエンドエンジニアへの転職は難しくないでしょう。
必要とするスキルが他の職種と比べて少ないので、スキルに自信がない初心者エンジニアの転職先としてもおすすめです。
小さい企業だとWebデザイナーも兼任することが多いようですね。最近ではレスポンシブデザインも考えながら制作していくこととなるのでユーザーの使いやすいUIを意識する必要があります。
WEBプログラマー
WEBプログラマーは簡単に言うとフロントエンドだけでなくバックエンドまで担うエンジニアのことです。ベンチャー企業やスタートアップの企業ではWEBプログラマーとして幅広い領域を担当することが求められますね。
WEBプログラマーとして働くなら、PHPやサーバーサイドなどの知識が必要になってくるかもしれません。ただ、実力さえあれば年収1000万円を超えるWEBプログラマーもいますから、SEやフロントエンドエンジニアからのキャリアパスにはもってこいかもしれません。
javaScriptエンジニアにおすすめのIT企業
javaScriptは根強い人気のプログラミング言語。「javaScriptが好きな人募集!」という形で転職求人が出ることも少なくありません。
私の周りにいるSE、エンジニアは、好きな言語で転職した人はなんだかんだ上手くやっているのでjavaScriptが好きならjavaScript推しの企業に転職してもいいかもしれません。
ヤフー株式会社
ヤフーはNode.jsを高く評価しているので、当たり前のようにjavaScriptを使った環境で開発しているようですね。WEB系のデザインもあるので、PHPやJavaも使えると転職成功の確率は高くなるでしょう。
ヤフーのエンジニアの平均年収は約700万円。大手企業だけあって高い水準ですね。転職による年収アップも期待できます。
まとめ
スマホの普及によって活躍の場も増えたjavaScript。ポピュラーな言語なので、その分転職市場での需要も高いです。
ただし、javaScriptを使えるエンジニアも多いのが事実。自身の価値を上げることが転職成功のカギです。CSSやPHPなどの言語もマスターする、Node.jsを使えるようにするなどの努力をしましょう。