SEという仕事は、専門知識をもって働く「超専門職」です。
そのため、SEの仕事内容に「ついていけない」と感じる人も多く、仕事内容、業務環境に悩みを抱えている人も多いです。
「プログラミングが理解できない…」
「同僚や後輩のプレッシャーが苦しい」
「勉強しても理解が追いつかない」
など、SEの「システム開発」という仕事に対して苦手意識を抱いてしまっている人、「ついていけない」と感じている人は、今後どうすればいいのか。
今回はそんな、SEの仕事内容に悩んでいるみなさんに向けてお話したいと思います。
※本ページにはPRが含まれます。
目次
「SEの仕事がついていけない」と思うその理由は何なのか？
「仕事についていけない」というその理由が何なのか。
悩みの根本原因を探らないと、正しく対策を立てることも難しいです。まずは悩み解決の第一歩、「根本原因の究明」からはじめましょう。
文系SEにありがち「仕事が理解できない」
仕事についていけないという悩みの原因で多いのが、「システム開発の仕事が理解できない」というもの。
この悩みを抱きがちなのが、最近多くなっている文系SEです。それまで馴染みのない分野の業界に入ったことで、「1から理解する分野からはじめる」ことになるので、理系のSEより仕事を理解するのに苦労します。
新しい技術を覚えられない 興味がない
SEという仕事は「新しい技術」を常に取り入れる必要があります。
最先端技術をいかに取り入れるか、そのアンテナの高さも、SEの優秀さを図る指標となりえます。
しかし「ついていけない」と思う人の多くは、「新しい技術が難しくて理解できない」と言ってる人が多い印象です。そもそも「新しい技術
」に対して興味がない。そんな人がSEから脱落してしまいがちです。
仕事が忙しすぎる
SEとして働いているその業務環境がつらい、というのも「ついていけない」と思う要因となりえます。
中小SIerにありがちですが、タイトなスケジュールでシステム開発が続く「デスマーチ」が繰り返されると、たいがいのSEは「ついていけない」と感じるものです。
今の悩みは職場を変えないと解決しないか？
さて、ここからは「ついていけない」というその気持を解消することを目指していきましょう。
「SEの仕事についていけない」と感じるなら、「転職」という選択肢が一番手っ取り早いですが、できるだけ転職せずに解決する道筋を探すべきでしょう。
部署を変えて仕事内容を変える
社内単位でも「仕事内容」を変えることで、「ついていけない」という気持ちを解消することができるかもしれません。
現在の、例えば「システム開発」部署から別の部署へ異動する。これだけで「ついていけない」という気持ちはかなり霧散されるのではないでしょうか。
根本から仕事を変える必要があるなら「転職」
やはり多くの仕事に限界を感じるSEが思い描くのが「転職」です。
しかし、一言に「転職」といっても、どこへどのように転職するのかで、全く話は変わってきます。
ここからは、現実的にSEの転職先について思い巡らしていきましょう。異業界へ転職するSEについては、別の記事でも書いています。
SEのキャリアを維持するなら「同業他社」
SEとしての仕事自体が嫌いなわけじゃないというSEは、それまでのSEとしてのキャリアを捨ててしまうのはもったいないです。
そんなSEにおすすめしたいのは、今の会社と同じような業務を行っている「同業他社」への転職をおすすめします。それまでの仕事で培ったスキル、経験、実績をそのまま活かして転職できるので、人手不足のIT業界では比較的簡単に転職できるはずです。
職場環境を変えるなら「社内SE」
SEという仕事をのんびり続けたい方、職場環境を変える事を最優先で考える方におすすめなのが、別の業界の「社内SE」への転職です。
「自社システム開発・運用」を行う社内SEなら、現在残業で悩んでいるあなたも、これからはその悩みとおさらばできるはずです。
未経験の業界への転職は早めに！
今働いている業界とまったく違う業界へ転職するSEは、少しでも早い転職をおすすめします。
別業界の別職種への転職を行うと、「1から勉強」の必要があるため、ある程度学ぶ余地のある若者でないと転職が難しいのです。
できるだけSEとしての経験を活かした転職で、無理のない転職を狙いましょう。
転職エージェントを上手に活用しましょう
転職することを優先して考えているSEは、自分ひとりの判断で転職するのではなく、転職のプロ「転職エージェント」を頼った転職を行いましょう。
転職エージェントには、過去多くのSE転職を成功させた実績があります。その成功の裏付けとなるのが、転職活動をアシストする「キャリアコンサルタント」の存在です。
どの業界への転職も強い「リクルートエージェント」
具体的に転職エージェントをおすすめするとすれば、「リクルートエージェント」がおすすめです。
リクルートエージェントの何が良いかといえば、「求人数が多い」ことがあり、どの業界への転職でも力になるのが魅力です。
キャリアコンサルタントも強者揃いですから、とりあえずアドバイスをもらうためにも、「リクルートエージェントへの登録」からはじめてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。「SEの仕事についていけない」と悩んでいる多くのSEのちからになることはできたでしょうか。
仕事についていけないと思ったからといって、すぐに転職に踏み切るのは危険です。転職は成功すればリターンが大きいものの、失敗すれば人生に大きな悪影響が出るリスキーさがあるからです。
今あなたが抱えている悩みの原因から考えて、どうすれば適切にその悩みをクリアできるか、慎重に考えていきましょう。