今や「LINE」の名を聞いたことのない人はいません。
若者を中心に利用されているコミュニケーションアプリ「LINE」で名を上げた、韓国最大のインターネットサービス企業ネイバーの子会社です。
あれだけ大きな企業です。エンジニアの皆さんが、
「LINEで働いてみたい!」
「LINEはやりがいがありそう!」
「LINEでスキルアップがしたい!」
と思うのも無理はありません。
しかし当然ですが、LINEで働くことができるのは、トップクラスの優秀な人材のみ。LINEへの転職は、生半可なものではありません。
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目次
LINE株式会社はどんな会社か
まず、LINE株式会社がどんな会社なのか、そこから調べてみましょう。
LINE株式会社は、そもそも2000年10月に「ハンゲームジャパン株式会社」として設立されました。
2003年8月に、NHNjapanと商号を変更。その後数々のインターネットサービスを公開します。実際にスマートフォンアプリ「LINE」が公開されたのは、会社が設立されてから10年以上経った後のこと、2011年の6月です。
LINEが有名になった2013年の4月より、再び商号を変更。LINE株式会社となりました。
本社所在地は?
LINE本社は、2017年4月に移転。
本社所在地は「東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー23階 」です。
事業内容は?
LINE株式会社の事業内容も調べていきましょう。LINE株式会社は、インターネットサービス企業の第一線として、様々なインターネットサービスの提供、その他インフラサービスを提供しています。
Global Messenger LINE
やはりLINE株式会社といえばこれです。
公式サイトによるとこうあります。
LINEは世界で最も成長している
モバイルメッセンジャープラットホーム
確かに、LINEの誕生以降メッセージのやり取りが格段に便利になりました。もはや、LINEの無い時代のことを思い出せないという人も多いのではないでしょうか。
クラウドAIプラットフォーム「Clova」
まだ開発途中ですが、LINEとNAVERの共同で研究開発が進んでいるのがこのクラウドAIプラットフォーム「Clova」です。
Clovaは、新時代のコミュニケーションの可能性を切り開きうるAIプラットフォームを目指しているとのことです。
LINE GAME
LINEのおなじみのキャラクターが様々なゲームに登場して、LINEで繋がる友だちと一緒に遊ぶことができるゲームも、LINEから多数公開されています。
NAVER まとめ
インターネット上の膨大なリンク、画像、動画などを組み合わせて、1ページにまとめるキュレーションプラットフォームです。
LINEモバイル
LINEは、その独自の情報スキームを活かして、格安スマホも展開中。高い人気を誇っています。
年間の売上は?
LINE株式会社の売上を見てみましょう。
2017年1~9月度の売上は「1212億3300万円」、利益は「244億7900万円」ということでした。
従業員数は?
従業員数は、2016年末のデータで、
グループ全体の社員が3,661人、単体で見ると1,227人ということでした。
成長が止まらないインターネットサービス企業の筆頭
スマートフォンアプリLINEの利用者数増加は止まらず、売上も常に右肩上がり。
その利用者の多さゆえ、時折大きなニュースにも登場しますが、現在は対応が行き届いているように感じます。
セキュリティ面もしっかりしている、今や我々の生活に欠かせないツール、それがLINEです。
LINEへの転職 LINEの募集職種
それでは具体的に、LINEへ転職することを考えていきましょう。
まずは、現在LINEで募集されている募集職種から。
プロダクトマネージャー【LINEプラットフォーム】
LINEのプラットフォームに携わる、プロジェクトマネージャー職の募集です。
これほどの大きなプロジェクトのマネージメントともなると、かなり高いスキルを持っていることを求められます。
3年以上の大規模なプロジェクトマネージャー経験、そしてソフトウェア開発、WebAPIを用いて開発した経験も必須です。
当然ですが、それぞれ高い水準のスキルを持っていることを求められます。
フロントエンドエンジニア【LINEプラットフォーム】
LINEプラットフォームにおける、フロントエンド専門の開発職です。
PC、スマートフォン向けのWebアプリケーション開発経験は必須。iOS、Androidなど、ネイティブアプリケーション開発実績があれば、さらに転職しやすくなります。
サーバサイドエンジニア【LINEプラットフォーム】
LINEプラットフォームのサーバーサイドエンジニアも募集されていました。
常時通信している大規模なLINEのサーバーにおける、基盤プラットフォームの構造、性能、拡張性に関して柔軟な対応が求められる職種です。
セキュリティエンジニア(LINEアプリ不正利用分析)【全事業対象】
要人も利用しているLINEはセキュリティが命。LINEのインフラセキュリティ設計、構築、運用を行うエンジニアです。
他のサービスよりも強固なインフラセキュリティが求められるため、やりがいは十分のはず。
オリジナルマンガの編集【LINE マンガ】
IT企業としてはかなり独特な募集職種です。
LINE漫画編集部において、LINEオリジナル漫画の企画、編集を担当します。
たとえ漫画編集未経験でも、高い熱意があればこのポジションに就くことは可能です。
LINE株式会社平均年収
LINEの平均年収を調べていきましょう。
あれほどの大企業ともなれば、それなりに高い年収を期待してしまいますが…。
LINE全体の平均年収
LINE全体の平均年収は769万円です。
20~24歳の平均年収
若手社員、20~24歳の平均年収は「543万円」ということです。
新卒社員としてこの平均年収は破格です。
残業時間
部署によっては月残業時間100時間なんてこともあるそうですが、まったく残業のない部署になると月15時間なんてところも。
エンジニアとしてLINEへ転職するならば、ある程度の転職は覚悟しておかないといけないでしょう。
LINE株式会社の福利厚生
さすが新進気鋭のインターネット企業、福利厚生は優秀です。
まず、無料で食べられる朝食の無料提供。パン、おにぎり、デザートが揃っています。
そして専用マッサージルームにおいて、マッサージ師のマッサージを受けることができます。エンジニアにとってこれはうれしい。
社内カフェも、コーヒー一杯100円から利用できる気軽さ。他にもベビーシッターの入会金無料のサービスなど、社員の働き方を考えてくれた福利厚生が多数揃っています。
LINE株式会社への転職で使うべき転職エージェント
LINE株式会社ほど大きな会社への転職でも、役に立つのはやはり「転職エージェント」です。そして、転職のためには適切な転職エージェントを利用するべきなのです。
具体的に、おすすめの転職エージェントを紹介します。
リクルートエージェント
IT特化型エージェントと迷いましたが、やはりLINEほど大企業への転職を行うには、転職業界ナンバーワンのエージェントでないと太刀打ちできないです。
大企業であっても、リクルートエージェントなら多くの非公開求人を持ってきてくれるはずです。
まとめ
今や生活に欠かすことのできないスマートフォンアプリ、「LINE」の開発元のLINE株式会社への転職について詳しく説明しました。
LINEほどの大きな企業への転職ともなると、簡単にはいきません。あなたがもし自分のスキルに自信があるなら、転職エージェントを通してLINEへの転職をチャレンジしてみても良いかもしれません。