SEOエンジニアに転職!必要なスキルは?どんな人が向いている?

SEOエンジニア

最近盛んになっている、WEB関係のエンジニア職。

WEBのニーズは年々高くなっており、企業によってはWEBエンジニアに高い待遇を与えていることが多いです。その中でも少し特殊な仕事をするのが、SEOエンジニア。

WEBデザイナーやWEBプログラマーとも違う仕事をするSEOエンジニアのニーズも、年々高くなっています。Googleエンジンへのアプローチを行い、サイトの掲載順位を操作するSEOエンジニアの仕事は、マーケティングにおいてかなり重要視されているのです。

そんなSEOエンジニアの仕事、そしてSEOエンジニアへの転職で必要なスキル、転職に必要な資格についても学んでいきましょう。

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SEOエンジニアの転職事情

まずは、SEOエンジニアの転職周りの事情から見ていきましょう。

SEOエンジニアの基本業務

まずは、イメージしにくいSEOエンジニアの基本業務から調べていきましょう。

検索エンジン最適化

SEOは、「Search Engine Optimization」の略。日本語にすると「検索エンジン最適化」という意味です。

検索エンジンのアルゴリズムを解析して、より検索順位で上位に表示されるようにサイト構造を改変し、サイトコンテンツをより良いものとする。それがSEOエンジニアのしごとです。

また、検索エンジン広告を適切な形に表示させる、「SEM」もSEOエンジニアの重要な仕事です。

とは言え、SEOに関する仕事は多岐に渡り、「これ」と限定するのが難しい分野でもあります。ともかくSEOエンジニアは、WEBのスペシャリストとして、より適切な形でユーザーの目に留まりやすい形にする、露出度を操作するのが仕事です。

コーダーの仕事とは違うのか

SEOエンジニアと似た仕事をする職種に「コーダー」があります。

確かに、SEOエンジニアのしごとにもコーディングやマークアップ業務が絡んできます。大手WEB企業ならば、マークアップ業務担当者とSEOエンジニアのしごとが被ることは無いでしょうが、中小企業ならばSEOエンジニアは多くの仕事を担当することとなるでしょう。

SEO対策には、内部対策と外部対策があり、このコーディングやマークアップは内部対策となります。SEOエンジニアとしては、コーディングのスキルを万全に持っておくことが望ましいですが、最悪でも支持するための「知識」を持っておくべきです。

サイト構造のための、MySQLやSQLなどのデータベース知識、サイト作成に役立つPHPやjsなんかの知識があると、かなり広い場で活躍できるはずです。

SEOエンジニアは今後どうなる?

マーケティングにおいてお金がかかるのが「広告費」です。

広告を出すのには多くのお金がかかります。しかし広告を出さないと、自社の事業が人の目に止まらない。

このジレンマを解消するのが「SEO」です。他社のSEOコンサルタントに仕事を依頼するのにもお金がかかりますが、広告費と比べるとかなり安価です。

SEOは、対策がうまくいくと広告費をいっさいかけずに、検索上位表示により多くの自社サイトへの検索流入を見込むことができます。WEB利用者が増えつつある現代、スマートフォンの発展もあり、検索エンジン流入規模は今後ますます増えていくはず。そんな大きくなる需要に応えるためにも、SEOエンジニアの需要は今後ますます大きくなっていくはずです。

SEOエンジニアの基本年収

まだ歴史の長い仕事では無いため、データを取るのが難しいですが、SEOエンジニアの平均年収は「500万円」程度と言われています。

ですがSEOエンジニアも、他のエンジニアと同じく会社の規模、関わるプロジェクトの規模で収入がまったく変わります。SEOエンジニアによっては、順位変動に応じた「歩合給」を貰える人もいるはずです。

SEOエンジニアへの転職

それでは具体的に、SEOエンジニアへの転職を行う「道のり」について調べてみましょう。

SEOエンジニアに向いている人

まずは、SEOエンジニアに向いている人の特徴から。どんな人が、SEOエンジニア適正が高いのでしょうか。

毎日たゆまず勉学に励める人

SEOの常識は、日々変わります。昨日まで常識だったSEO情報も、翌日はまったく否定されることなんてよくあることです。

そんなネット業界の中でも特に流れの早いSEOに関する情報収集を、日々たゆまぬ努力で行うことができる人。その努力を苦痛と思わない人が、SEOエンジニア適正が高い人だと言っていいはずです。

我慢強い人

SEO対策は、効果が現れるまでに時間がかかります。

対策を行ってから、その対策の効果が現れるまでに数ヶ月かかることなんてザラです。その、「効果待ち」の段階で、じっと待つことができる、「我慢強い人」が、SEOエンジニアに向いていると言えます。

しかし、SEO対策の効果が実際に現れた時は、その前に我慢し続けたこともあり、感動もひとしおです。

アンテナの高い人

SEOに関する情報は日々新しくなっていきます。

その新しい情報に置いていかれることのないように、日々新しい情報を仕入れることができる人、情報のアンテナが高い人がSEOエンジニアに向いていると言えます。

SEOエンジニアへの転職で役立つ資格

SEOエンジニアに転職する時、その転職で役立つ資格についても調べておきましょう。

Webリテラシー

社団法人 全日本能率連盟が運営する資格、Webリテラシーを持っておくと、転職に役立つでしょう。

SEOを含む、Web全体の基本知識を試されるこの資格、持っておくと「Webリテラシー」が高いと判断されます。しかし、この資格の効力は2年。資格取得後は、間をあけずに転職活動をすすめる必要があります。

SEO検定

できたてホヤホヤ、そしてSEOエンジニアにピンポイントな資格が、SEO検定です。

難易度でいくつか種類があり、最高難度である「1級」を持っていれば、SEOエンジニアとして即戦力で働くことができるでしょう。

まとめ

SEOに関する仕事を請け負う、SEOエンジニアに転職する際役立つ情報を説明しました。

SEOエンジニアは、Webのプロフェッショナルたる必要があります。SEOに関する知識はもちろんのこと、コーディングなどサイト構造をいじることができるだけの知識がある方、そもそもWEB業界に対して強い興味がある方はぜひ転職を考えてみてください。