DeNAの名を知らない人はいないでしょう。サイバーエージェントと同じく中小規模から急成長を遂げたメガベンチャー。セ・リーグ球団の横浜ベイスターズを買収したことでも、一躍有名となりましたよね。
その事業内容も、オンラインコンテンツ制作やWEBサービス提供を柱としています。
- スマートフォンアプリのリリース
- ソーシャルゲームプラットフォームの開発、運営
このような、スマートフォン向けのサービス展開を得意としています。他にも、
- 総合保険センターの運営
- 総合旅行サービス
- キュレーションサイトを含む、ターゲット別情報サイトの運営
このような、自社ブランドを活かした事業も展開しています。
文句なしの大企業であり、今後も成長が臨まれる優良企業であるDeNA。この企業に転職したいと思っている方も多いはず。ということで、DeNA転職に必要な情報を調べていきましょう。
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目次
DeNAとは?
まずはDeNAという会社についてもう一度見直してみましょう。
DeNAは1999年、有限会社ディー・エヌ・エーとして設立され、同年8月に株式会社ディー・エヌ・エーとして組織変更します。
その後2006年には東証マザーズ上場を果たし、その5年後2011年には、横浜ベイスターズを買収してしまいます。本当に成長著しい企業ですよね。
会社所在地は?
DeNAの本社があるのは、「東京都千代田区神田相生町1 秋葉原センタープレイスビル」です。
事業内容・売上は?
事業内容は、上でも書きましたが、オンラインコンテンツやWEBサービスの提供がメインです。
他にも、医療分野や球団経営なども手がけるなど、幅広い分野を扱う一大企業として経営を進めています。
現在はEC事業だけでも200億円稼いでおり、EC事業での売上は国内7位の規模です。利益率は15%ですから、EC事業だけでも上場企業なみの規模があるということですね。
従業員数は?
従業員数は、2017年3月時点で、
連結:2,400名(単体:1,049名)となっています。大企業ですね。
DeNAは成長著しいメガベンチャー
DeNAは、文句なしで急成長を遂げた「メガベンチャー」です。
エンジニアを多く抱えていることから、どれだけコンテンツ作成に力を入れているかが表れています。
これだけ大きい規模の会社ですから、エンジニアとして働いてみたいと思うのも当然と言えます。
DeNAへの転職~募集職種は?~
では具体的に、DeNAが現在どの職種の転職を受け付けているのか、そこから調べていきましょう。
AI研究開発エンジニア
AI技術を活用した、DeNAで取り組む事業における研究開発を任される業種です。
DeNAはゲーム事業が大き柱なので、ゲームにおいてAI技術は大きく求められることでしょう。
しかし、AI研究開発エンジニアとして働くためには、それ相応の技術も求められます。
chainer / tensorflow / caffe 等の深層学習フレームワークを利用した1年以上の実装経験
など、AIに対する高い理解度が求められます。
ゲームプログラマー
DeNAの事業の柱であるゲームのメイン部分を開発するのを担当します。
ゲームは定期的な機能追加、機能拡張を行うため、定期的なメンテナンスが必要です。現在のゲーム業界は、非常にスピード感のある業界なので、それに見合った感性も求められます。
ゲームプログラマーには、
- C/C++/C#でのゲーム開発経験
などの他開発技術が必須です。
インフラ・ネットワークエンジニア
DeNA内でのインフラ設計、インフラ管理に携わるエンジニアです。
Linuxを中心として、サーバー運用からネットワーク運用、アプリケーションの障害対応も行います。
自信があるサーバーエンジニアの皆さんは、ぜひチャレンジしてみても良いでしょう。
アート/デザイン スペシャリスト
ゲーム開発における、アーティスト、デザイナーのスペシャリストです。
ゲームデザインにおけるすべての分野を行うことができます。
DeNA Games Tokyo ゲームプロデューサー
DeNAは「ゲーム専門」事業を子会社としており、そこで働く「ゲームプロデューサー」も募集されていました。
DeNAへの転職で年収はどれだけ上がるのか?
DeNAで働けば、どれだけの年収を稼ぐことができるのでしょうか。
DeNAの平均年収
DeNAの平均年数は、2014年の決算の段階で718万円。
前年度の平均年収が757万円ですから、現在も710万円~750万円あたりを推移しているのではないかと思われます。
転職後の想定年収
年齢やスキルや役職にもよりますが、DeNAへ転職した場合の想定年収は、「500万円~600万円」ではないでしょうか。
残業時間は多いのか?
残業時間はこうである、とは一概には言えません。配属される部署などで、残業時間は大きく変わってしまうからです。
しかし、社員の口コミを見る限り、「与えられた仕事をしっかりこなしていれば、残業せずに帰っている人も多い」ようです。
エンジニア職なので残業時間は覚悟しなくてはなりませんが、それでも際立って残業が多い会社というわけではなさそうです。
DeNAの採用基準は?
どんな人がDeNAに採用されるのか、DeNAの採用基準について見ていきましょう。
全社員中90%がエンジニア職
まず知っておくべきなのは、DeNA社員のうち90%がエンジニア職、またはそれに基づいた職種の人であるということです。
つまり、エンジニアにとってとても働きやすい、エンジニア天国であるということ。大きな企業で、超一流の仕事をしたりというエンジニアの方は、ぜひDeNAで仕事をしてみてはいかがでしょうか。
エンジニアに求められるスキルは?
DeNAは大変大きな会社であることもあり、そこで働く人はかなり優秀な人が揃っています。
採用されるためのハードルは、かなり高いと思っていいと思います。高学歴なのはあたりまえ、MBA取得でTOEIC800点以上なんて人も多いです。
そして何より、エンジニアに求められるのは、過去の開発経験です。高い開発スキルを表明するための資格も持っておいた方が良いでしょう。
BtoCの精神
DeNAはBtoC事業の会社です。
開発するものにも、顧客満足度を追求出来る人が求められます。サービスマインドは、DeNAで働く上で必須項目だと言ってよいでしょう。
そして、WEB事業、スマートフォン事業は新しい話題が多いので、一つに固執しない「飽き性」な人が求められるでしょう。
そして、チーム内の業務を円滑に進めるための高いコミュニケーション能力や、新しい分野へ挑戦する探究心も必要です。
DeNAの社内風土は?
DeNAの社内風土は、若手に積極的に裁量を与えてくれる雰囲気の会社だそうです。
まさに、今乗っているIT企業といった感じですね。若い企業なので、年功序列ということもなく、「スキル優先」で評価される体制だそうです。
自分から手を上げて動き出せる人が、どんどん上のポジションにつくことができる。DeNAはそんな会社です。
福利厚生は?
DeNAは福利厚生もすごいです。
すべて書きだすと、とんでもない長さになってしまうので、一例をここに書いていきます。
◆教育/研修
英語学習支援制度
英語力の向上に関して一定の基準を満たした場合、英語学習費用の一部を補助します。勉強会開催支援制度
最新技術のキャッチアップや社外との交流を目的とした勉強会の費用負担、運営の支援を受ける事ができます。◆健康
健康管理室
健康相談や体調不良時の対応ができる保健師の資格を持ったスタッフが常駐しています。マッサージルーム
社内に開設されたマッサージルームを安価な料金で利用する事ができます。1Week Off
リフレッシュを目的に、年に1回は1週間の休暇を取得する事を推奨し、全社の取り組みとして有給休暇の取得促進を行っています。◆ライフイベントサポート
育児休業
子どもが1歳になるまで、育児のために休業することができます(2歳6ヶ月に達するまで延長可)。ベビーケア休暇
配偶者が出産した際、年次有給休暇とは別に、出産予定日または出産日前後に5日間の有給休暇を取得することができます。育休復職サポート手当
産前・産後休暇取得後2ヶ月以上の育児休業取得を予定していた社員の復職、または連続して2ヶ月以上の育児休業を取得した社員の復職に際し、子どもが満1歳6ヶ月になるまでの間、保育料補助として毎月2万円を支給します。介護休業
家族が要介護状態にある際に、一定期間休業することができます。介護休暇
要介護状態にある家族の介護をするため、年次有給休暇とは別に、年間5日間まで休暇を取得することができます。積立休暇制度
育児・介護・私傷病等のライフイベントに安心して臨める仕組みとして、未消化の有給休暇のうち、毎年10日を上限に(最大60日)休暇を積立て、用途を限り利用することができます。
まだまだあります。福利厚生がしっかりしている会社は、とても働きやすいのでいい会社ですよね。
DeNAに転職しやすいIT転職エージェントは?
DeNAへの転職を行うには、やはり転職エージェントを頼るのが一番です。ここでは、DeNAへの転職で役立つ転職エージェントを紹介します。
レバテックキャリア
DeNAくらいの大きな企業への転職となると、転職エージェントも大手のエージェントを頼るのがいいでしょう。
レバテックキャリアはDeNAの非公開求人も抱えており、面接対策、交渉も得意です。
まずはレバテックキャリアのコンサルタントと相談しながら、DeNAへの転職の糸口を見つけてください、
DeNAへの転職まとめ
DeNAは、サイバーエージェントなどと同じく、日本を代表するメガベンチャー企業です。
球団経営を行っていることからも明らか、売上は多く、平均年収も高いです。
転職のために求められるスキルも高く、転職も容易ではありません。しかし、レバテックキャリアなど転職エージェント大手を頼って転職を行うことで、DeNAへの転職を行うことも夢ではありません。