誰もが知っている超大企業「ヤフー株式会社」。年収アップやキャリアアップなどを目的に、ヤフーへ転職したいと思っている方も少なくないはず。
「ヤフー株式会社への転職」とは言っても、実際にどうすればいいのか、何のスキルがあれば転職できるのか知っている方は少ないはず。今回は、そもそもヤフー株式会社はどんな会社なのか、という情報から、ヤフーへの転職に役立つ情報を多数載せていきます。
ヤフーほど大きな企業ともなると、転職もそう簡単ではありませんが、スキルのあるエンジニアが、適切な方法を踏めば成功します。
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目次
ヤフー株式会社ってどんな会社?
ヤフー株式会社は、ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営する日本の企業。
Yahoo JAPANサイト内の広告や、ブロードバンドルーター関連事業で収益を上げています。YAHOO!は未だに多くのアクセスがあるので、その広告費の収益だけでもかなりのもの。Googleが強い現代においても、かなり強いシェアを誇っています。
日本におけるヤフー株式会社の筆頭株主は、電気通信事業で有名な「ソフトバンクグループ」です。筆頭株主がYahoo社ではないのは、日本のヤフー株式会社くらいのものです。
本社所在地は?
ヤフー株式会社の本社があるのは「東京都千代田区紀尾井町1-3東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー」です。
以前はミッドタウン・タワー内に本社がありましたが、2016年10月からは紀尾井へオフィスを移転しています。
事業内容は?
日本のネット業界を代表する企業、Yahoo JAPANの事業内容も調べてみましょう。
ポータルサイト運営
国内最大のポータルサイト「Yahoo JAPAN」の運営がやはり大きな柱です。
ヤフーニュースだけでもPV数が月刊100億ということは、Yahoo JAPAN自体のアクセスはそれを超えるということ。
ここから発生する広告収益は計り知れません。Yahoo JAPANの広告売上の50%はバナー広告からの収益、残り50%は検索結果画面に表示されるテキスト画面であるということです。
Yahoo JAPANは、「ニュース」や「天気」などの各ページも力を入れており、それぞれのコンテンツで固定客をしっかりつかんでいるイメージです。
サービス提供
ヤフー株式会社は、利用者に向けて200以上のサービスを提供しています。
無料で利用できるサービスの他、Yahooウォレットで料金を支払う有料サービスの2種類が存在します。
ヤフーのサービスは本当に優秀で、利用者が自由に出品、落札できるYahooオークション。そして多くの商品が出品されているYahooショッピングをはじめ、クレジットカード事業も展開されています。
Yahoo JAPANの「eコマース革命」
現在なお成長を続けるヤフー株式会社ですが、2013年頃は倒産危機を感じていたそうです。
そのYahoo消滅危機の大きな要因は、AndroidOS利用者の多くをGoogleにシェアを奪われたこと、Safariの台頭などです。
この危機に打ち克つために打ち出されたものこそ、「eコマース革命」です。
ヤフー株式会社の筆頭株主であるソフトバンクの社長、孫正義が日本のeコマース事業の遅れに注目し、Yahoo JAPANが日本のeコマース事業の先駆けとなるのが、ヤフー株式会社のeコマース革命です。
転職面接の際には、このポイントに興味あることをアピールするのも効果的でしょう。
売上は?
ヤフー株式会社の2017年3月期における売上は「6309億円」と、前年度比41.7%増という記録を出しています。
この売上増の要因は「スマートフォン広告売上」と、「ショッピング事業」。つまり孫正義社長が打ち出した「eコマース革命」が成功したと言えるでしょう。
従業員数
ヤフー株式会社の従業員数は、ヤフー株式会社単独で「6,162人」、グループ全体になると「11,595人」にも登ります。
ヤフー株式会社への転職 募集職種から
それでは具体的に、ヤフー株式会社へ転職することを考えていきましょう。
まずは、ヤフー株式会社が現在募集している募集職種から。
アプリ開発エンジニア
Yahoo JAPANが現在も力を入れている各サービスのスマートフォンアプリの開発を担当します。
現在右肩上がりでスマートフォンユーザーが増えている昨今。スマホならではの機能、サービスをアプリに搭載するためのエンジニアが募集されています。
ネイティブアプリ開発経験が求められ、iOS、Android共に深い理解が求められます。iOS開発は、Swiftへの移行が進められています。
ビッグデータエンジニア
データ基盤を、より強固で柔軟な次世代プラットフォームとするための、ビッグデータエンジニアが募集されています。
求められる領域は3つ。
- データプラットフォーム領域
- サイエンス領域
- データサービス領域
それぞれ、大規模データを扱ったスキルと経験が求められます。
システム企画
Yahoo JAPANのeコマース事業を拡大するための、新規機能、システムの企画立案、システムの要件定義、システム開発のプロジェクトマネジメントを請け負います。
他社のプロジェクトマネージャーよりも、強いやりがいと高いスキルを得られるでしょう。
しかしここでプロジェクトリーダーとなるためには、生半可なPM経験では相手にしてもらえません。
ヤフー株式会社の平均年収
ヤフー株式会社の平均年収は、2016年時点で714万円。IT業界の水準としては高めです。サイバーエージェントやグリーなど、メガベンチャーが同じ水準の平均年収です。
もちろん他の企業と同じく、役職や関わるプロジェクトなどで、年収の金額は変わります。
転職後の想定年収
ヤフー株式会社へ中途入社した場合の年収は、少なくとも「500万円以上」。管理職以上となると、600万円、700万円も見えてきます。
ヤフー株式会社への中途入社を考えるなら、「プロフェッショナル待遇」での中途入社をおすすめします。
ヤフー株式会社の福利厚生
ヤフー株式会社の福利厚生も見ていきましょう。
マッサージルーム
東京本社では、専門スタッフによる社員の健康管理を行う「健康推進センター」があります。その他にも、東京、大阪、名古屋オフィスにはマッサージルームが完備されています。
脳ドック/心臓ドック費用補助
社員の疾病を早期発見するための、脳ドックや心臓ドッグの受診料負担も行ってくれます。
食事補助
東京オフィスには、社内に社食があり、社食のメニューが充実しています。
まず朝食は無料。昼食と夕食は有料となりますが、美味しいと評判です。
ヤフー株式会社への転職で役立つ転職エージェント
ヤフー株式会社は今後ますます成長が見込まれる企業です。ヤフーへの転職を希望するエンジニアも少なくないはず。
ヤフーへの転職を成功させるためのたったひとつの方法は、やはり「転職エージェント」を活用することに尽きます。私が、ヤフー株式会社への転職でおすすめしたい転職エージェントは、「レバテックキャリア」です。
レバテックキャリア
ヤフー株式会社くらい大きなIT企業への転職は、IT特化型の転職エージェントに頼るしかありません。
IT特化型の転職エージェントの中でも、「レバテックキャリア」は、過去の実績、求人数、キャリアコンサルタントの質などで、他のエージェントより優れていると言っていいでしょう。
まとめ
ヤフー株式会社は日本を代表するポータルサイト「Yahoo JAPAN」を運営する会社。
Googleのシェアが大きくなった今も、独自の経営方針で成長を続ける一流企業です。
ヤフー株式会社への転職は、ハッキリ言って難しいです。しかし、あなたにしっかりとスキルがあり、適切な転職エージェントを活用した転職ができれば、きっとその転職はうまくいくはずです。