日本国内有数のITベンダーである日本マイクロソフト。大規模なSIerで働きたいと思っているエンジニアも多いはず。今回はそんな、SEをはじめとする転職希望者に向けて、日本マイクロソフトへの転職で役立つ情報をご紹介します。
日本マイクロソフトほど規模の大きな外資系企業ともなると、転職のために知っておくべきことも多そうですが…。
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目次
日本マイクロソフトとはどんな会社か?
まずは、日本マイクロソフトについて学んでいきましょう。
日本マイクロソフトとは、どんな会社なのか?
会社所在地は?
日本マイクロソフトの本社があるのは、東京の品川。
「東京都港区港南2丁目16−3 品川グランドセントラルタワー」です。
事業内容は?
日本マイクロソフトの事業内容は広く、ソフトウェア、ハードウェアの開発から、オンラインサービス、ウェブアプリケーションフレームワークに出版と、多岐に渡ります。
マイクロソフトと言えばかのビル・ゲイツが創設した、Office性hんやWindowアプリケーションが有名です。ですがそうしたソフトウェアの開発だけでなく、マウス、キーボードをはじめハードウェアの開発や製造も請け負っている会社です。
全エンジニアの憧れ
大規模SIerですから、SEをはじめ様々なエンジニアが働くことができる土壌が整っています。
取り扱う技術、開発する製品、身につけられるスキル、それらがとても膨大です。
Xboxというゲーム機の開発とソフトの開発も請け負っているため、ゲーム開発を中心に行うエンジニアが働く環境もあります。
売上は?
日本マイクロソフトの売上は、2014年時点で、
4365億円 営業利益491.26億円 経常利益502.56億円です。
従業員数は?
日本マイクロソフトの従業員数は、
2,150 名(2017 年 7 月 1 日現在)です。
日本マイクロソフトの募集職種
ここからは、具体的に「日本マイクロソフトへの転職」を行うことを考えていきましょう。
まずは、日本マイクロソフトが募集している職種から。
サイバーセキュリティ プリセールス
今多くの企業が問題視している、「ランサムウェア攻撃」などの被害に対応するための、セキュリティ対策を提案する職種です。
セキュリティの知識がある、俗に言う、セールスエンジニアと呼ばれる仕事です。ここで働くには高いセキュリティに対する知識、そして多くのセキュリティに関わった経験、そしてソリューション提案能力、提案経験も必要です。
Inside Techincal Professional
セキュリティ以外の分野のソリューションを提案する、セールスエンジニアとなります。製品担当のプリセールスとなって、長期間目処にAzureやOffice365などのソリューションを提案します。
幅広い分野のシステム開発から、システムオペレーション、マネージメント、そしてプリセールス経験がないと、日本マイクロソフトにてセールスエンジニアとして働くことはできません。
サポートエンジニア
様々な大手システムインテグレータや、大手企業のシステム部門で使われている、「マイクロソフト製品」。そうしたユーザー企業への技術支援を行い、数ある製品やサービスに対する問題解決を行う部門です。
製品導入時、または運用時に発生した技術支援を行い、すでに利用している世界中のエンジニアとのコミュニケーションも重要な仕事の一つです。
マイクロソフト製品への高い理解だけでなく、各国エンジニアと渡り合うことのできる高いコミュニケーション能力も求められます。
プロフェッショナル技術コンサルタント
マイクロソフトのシステム導入からリリースまでをコンサルティングします。
多くの企業、ユーザーへのITコンサルティングを行うため、高いコンサルティングコアスキルが求められます。さらに他国へのコンサルティングを行う上で必要となるビジネス英語が話せることも、重要な条件です。
エンゲージメントマネージャー
自社製品・サービス導入と、さらなる深い関係を構築するために行動する重要なポジションです。
客先の要望、ソリューションデザインを元に、デリバリーチームを編成して、デリバリーの予算、リソースやリスクを管理する仕事です。
過去のプロジェクトマネージメント経験、過去の客先との折衝経験も必要です。
プロジェクトマネージャー
サービスデリバリー、プロジェクトマネージャーの立ち位置から、営業やコンサルタントと協業しながら、サービスのデリバリーを請負ます。
マイクロソフト製品・サービス導入により、マイクロソフト製品をさらに社会全体に広めていきます。
IT業界での実務経験と、プロジェクトマネージャー経験。サービスデリバリー経験も必要となります。
日本マイクロソフトの平均年収
日本マイクロソフトの年収は、役職、職種などでまったく変わってきます。
例えば、20代開発者の年収は「600万円」。対して40代営業部門マネージャは、年収「1500万円」と、倍以上の開きが出てきます。
さらに役職が上がれば、年収2000万円超えも多いにありえる話です。
転職後の想定年収は?
転職後の役職、関わるプロジェクトで年収は大きく変わってきますが、転職後の想定年収は「800万円~1000万円」としても良いのではないでしょうか。
残業は長いか?
日本マイクロソフトは裁量権が大きく、フリーアドレスでの仕事が認められているため、残業時間の規定が曖昧です。
日本マイクロソフト全体が、社員の働き方改革を行っていることもあり、残業時間で苦しむことはあまり無いように思います。
役職によっては残業、休日出勤もありえる?
とはいえ、すべての社員が残業しない、在宅勤務などの選択ができているわけでもありません。
派遣社員は、在宅勤務の社員サポートのために遅くまで会社に残っているという話を聞きます。また、若手エンジニアは長い時間会社で残業しているという声もよく聞きます。
日本マイクロソフトの福利厚生
日本マイクロソフトで働く上で気になるのが、「福利厚生」です。
日本マイクロソフトほどの大企業ともなると、福利厚生の制度も期待できそうですが…?
充実の福利厚生
日本マイクロソフトの福利厚生は充実しています。
スポーツクラブ法人会員をはじめ、社内にはメディカルルームやEAPなど、社員が働きやすい環境が整っています。ヘルスケアルームではマッサージを受けられるなど、忙しい会社ならではの充実したサポート制度が整っています。
そして、上でも触れた「在宅勤務可能」という制度も、社員の働きやすさを考えてくれた制度ですよね。
日本マイクロソフトへの転職で役立つ転職エージェント
日本マイクロソフトへの転職の際にも、IT転職エージェントが活躍します。
日本マイクロソフトほどの大企業ともなると、やはり多くの非公開求人を有する「大手転職エージェント」の利用がおすすめです。
私が今回おすすめするエージェントは、大手のエージェント「リクルートエージェント」です。
リクルートエージェントで日本マイクロソフトに転職
リクルートエージェントは、かの求人業界第一位を誇る、リクルートが経営するエージェント。
リクルートエージェントならば、単純に求人数が豊富であるだけでなく、在籍しているキャリアコンサルタントも優秀です。日本マイクロソフトほどの大手SIerだったとしても、しっかりと対策を一緒に考えてくれるはずです。
転職担当者にしか知り得ない、日本マイクロソフトの情報を教えてくれるため、転職に際して方針を悩んでいる方にも安心です。
日本マイクロソフトへの転職まとめ
日本マイクロソフトは、言うまでもなくSIerの最大手。