日本オラクルは、米国企業のオラクル・コーポレーションが日本で設立した外資系企業です。日本国内におけるシステム構築ソフトウェアの開発から、ハードウェア製品の開発、情報ソリューション、コンサルティング、さらに教育事業も行う、一大IT会社です。
2000年の4月には、株式一部上場も果たしています。
データベースエンジニアやネットワークエンジニアの中には、聞いた事がない人がいないほど大きなIT企業。
特にサーバーやストレージ等開発、またOやアプリケーション開発でも、世界中で広いシェアを誇っています。
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目次
日本オラクルってどんな会社?
日本オラクルの会社基本情報から調べていきましょう。
日本オラクルが掲げる企業理念は「データの価値を知として最大化させ、豊かな情報社会を実現する」
というもの。そして同時に、「2020年までにNo. 1 Cloud Companyになることを目指す」
ことも掲げている企業です。
本社所在地は?
日本オラクル本社があるのは、東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センターとなっています。
事業内容は?
ネット上の情報によれば、日本オラクルの事業内容は、
国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア・ハードウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。
となっています。
少し珍しい「教育」の詳しい事業内容は、日本オラクルが教育機関向けに提供している、ビッグデータ、Iot、クラウド技術学習に対応したカリキュラムの提供事業を差します。
その提供範囲も広く、高校から中学のジュニア世代まで対応しています。
売上は?
日本オラクルの売上は、
1,531億4,800万円(2013年5月期)
純利益は、
264億9,400万円(2013年5月期)
となっています。
従業員数は?
日本オラクルの従業員数は、2,500名(2016年5月31日時点)です。
利益を伸ばす国内最大手SIerの一つ
日本オラクルの売上は2011年以降右肩上がりです。その広く手を広げた事業の売上は盤石。
最近クラウド事業関連がとても好調なので、その影響もあるのではないかと思われます。ここで働くエンジニアともなれば、安定感も抜群でしょう。
日本オラクルの募集職種は?
ここからは日本オラクルへの転職という観点に絞ってみましょう。まずは、日本オラクルが現在募集している募集職種から。
ソリューションセールス
この仕事で行うのは、主に新規顧客へのソリューション提案です。
デマンドクリエーションからオボチュニティマネジメント、ソリューション開発など、オラクルのメソッドに従って営業活動を行います。
オラクル製品を通じて、顧客への新しいソリューションを提案してください。営業活動はチームで行われますので、チーム内で円滑に意見を交換するための、「コミュニケーション能力」は必須です。
当然、他業界での営業経験も必須。そしてオラクルソリューション領域での競合製品を取り扱った経験も活きます。
大々的に募集しているのは営業職のみ
現在大々的に公開されている求人情報は、上に書いた「セールスエンジニア」職のみでした。
しかし、日本オラクルの公式サイトを見る限り、他にも、
・Marketing Cloud(マーケティング支援)
・Sales Cloud(営業支援)
・Service Cloud(カスタマーサポート業務支援)
・EPM/ERP Cloud(統合業務管理)
・HCM Cloud(人事・人材管理)
・データベース/Oracle Cloud Platform
・ミドルウェア/Oracle Cloud Platform
・ハードウェア/Oracle Cloud Platform
が募集されている様子でした。
日本オラクルくらいの企業へ転職するには、高いスキルと経験が求められるでしょうが、それだけ高いハードルを超える価値はあります。
日本オラクルの平均年収は?
日本オラクルで働く社員の「平均年収」を調べてみましょう。
まず、日本オラクルの平均年収は全体で「874万円」。
もらうことができる年収は、役職、事業部などで大きく変わり、例えば40代のマネージャーほどになれば、もらえる年収は「1800万円」なんて声も。
さすがデータベースシェアで世界トップを誇る企業。組み込みや多次元データベースなどは、大規模サーバーセンターなどのネットワークセンターの基幹サーバーデベロッパーとして、マイクロソフトに並ぶシェアを誇っています。
転職後の想定年収
転職後、どの役職に就くかでも多少年収は変わりますが、例えば30代のプログラマーなどエンジニア職などに就いた場合は、年収は「600万円~700万円」といったところでしょうか。
日本オラクルは営業天国?
日本オラクルは、「営業が一番偉い」なんて言われている会社です。
営業職が、コンサルタントやエンジニアと比べ年収を多くもらっているそうです。日本オラクルは営業ありきで成り立っている会社ということもあり、営業職のほうが待遇が良いなんて事も多いようですね。
しかし営業職は個人成績で年収が大きく左右されてしまいます。単純に年収のみで考えるのも難しそうですよね。
日本オラクルの福利厚生
日本オラクルで働く場合に気になる「福利厚生」の制度についても調べていきましょう。
本社屋上には茶室が
まず他の会社では無いのが「本社屋上にある茶室」です。
オラクル・コーポレーションの創業者であり、チーフ・テクノロジー・オフィサーでもある「ラリー・エリソン」氏の意向により、本社屋上に茶室が設置されています。
この、社内に和を取り組む姿勢は、外資系企業ならではと言えるのではないでしょうか。
在宅勤務制度
さらに、育児や介護を仕事と平行している社員のために、日本オラクルは「在宅勤務制度」を10年前より取り入れています。
日本オラクルは、「Work@Home」という毒の在宅勤務制度が導入されており、この精度の利用者は、上司が承認さえすれば、週に一度の出社を除き、自宅で勤務することが可能となります。これにより、会社業務と個人の事情が両立できるようになります。
開始当初は、育児・介護・療養など特別な理由がない限り精度を利用できませんでしたが、現在は全社員が利用できるようになっています。
カフェテリアプラン制度
外資系企業には多い精度、カフェテリアプランが実施されています。
このプランは、一人ひとりに割り当てられたポイント内で、自由に行動できるというもの。社員の多様化する価値観に応じるために、カフェテリアプランは精度として成り立っています。
資格勉強支援から、スポーツや家族旅行などの余暇活動のためにも、このポイントが利用可能です。
マッサージルーム完備
疲れたエンジニアなど社員のために、社内にはマッサージルームが用意されています。
マッサージの利用時間は、20分、40分、60分とコースに分かれており、社員が自由に選択することができます。
日本オラクルへの転職で役に立つエージェント
日本オラクルへの転職を行う際にも、転職エージェントが役に立ちます。
何度も繰り返していることではありますが、転職エージェントを使えば、非公開求人を見られるだけでなく、キャリアコンサルタントと一緒に転職対策を立てることに繋がるのです。
私が日本オラクルへの転職でおすすめするエージェントは、「レバテックキャリア」です。
レバテックキャリア
レバテックキャリアといえば、レバレジーズの運営する転職エージェント。
レバレジーズはSIer事業も行っているため、システム開発現場への理解も深いです。レバテックキャリアくらいの規模の大きな転職エージェントともなれば、日本オラクルの非公開求人も持っているはず。
エンジニア・クリエイターの転職ならぜひ、レバテックキャリアを使った転職をおすすめします。
まとめ
日本オラクルは、データベースシェアナンバーワンの外資系企業。
日本オラクルへ転職するためには、ネットワーク、データベースへの高い知識とスキルが求められます。しかし当然、エンジニアでも高い年収が約束されます。
とはいえ日本オラクルは営業職が強い企業でもあります。営業職以外の転職を行う際には少し注意しておくべきなのかもしれません。