NTTデータといえば、日本最大の通信会社である、NTTのグループ企業。
データ通信やシステム構築事業を担うSIerとしては日本最高峰であり、多くのSEが憧れる企業でもあります。
SEの憧れの的、NTTデータへの転職を考えている方のためにも、NTTデータとはそもそもどんな会社か、そしてNTTデータへの転職を行うためには何が大切か説明したいと思います。
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目次
NTTデータとは?
NTTデータが設立されたのは1988年のこと。
それ以降、日本を代表するSIerとして、SIの業界を常にリードし続けてきました。その勢いは、会社設立後28年経った今でも衰えることはなく、事業は拡大を続けています。
ユーザー系のSIerとして、官公庁や自治体、公共向けシステム開発に強いです。M&Aで海外展開も行っています。
会社所在地は?
NTTデータがあるのは、「東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル」です。ほとんど豊洲駅直結ですね。
事業内容は?
NTTデータの事業内容は、かなり広いです。
システムインテグレーションとしてシステムを開発するのは、「官公庁」「医療・ヘルスケア」「銀行」「保険」などの分野から、「クレジット決済」「通信・放送」「電気・ガス」など、生活に密着した分野の開発まで担っています。
常に1000異常のプロジェクトを抱えており、グループ企業との連携して行う仕事も多いそうです。
従業員数は?
11,200名(単独/2017年3月末現在)
さすが、従業員数は膨大ですね。
NTTデータは文句なしの一流企業!
扱っている事業、従業員数、文句なしの一流企業です。
設立から28年経った今でも、SI業界を牽引するパワーがあります。
そんな、すでに大規模企業であるNTTデータですが、さらなる企業発展のためにエンジニアの採用強化を行っているそうです。
エンジニアなら憧れのSIer最高水準の仕事ができるNTTデータ。NTTデータで働いてみたいというエンジニアの数はあとを絶ちません。
NTTへの転職~募集職種は?~
まずは、NTTデータは現在どんなエンジニアを募集しているのか、NTTデータが募集している募集職種から調べていきましょう。
ITコンサルタント
NTTデータが扱う様々な分野へのコンサルティングを行う、ITコンサルタントが常に募集されています。
例えば金融機関における、ITアーキテクチャの採用技術動向を分析し、金融業界に独特の非機能要件を考慮した規格の立案などをおこないます。
過去に大規模SI案件に関わっていることが、ITコンサルタントの採用条件となります。。
プロジェクト・マネージャ/インテグレーション・エンジニア
多くのエンジニアを束ねるプロジェクトマネージャーも募集しています。
チームを束ねる仕事ということで、リーダ業務の経験は必須です。
大規模システム方式設計エンジニア
NTTデータが関わる多くの分野へのシステム開発を行うSEも募集中です。
当然、他企業より大規模なプロジェクトに関わることになります。
FinTechエンジニア
スマートデバイスを利用した最新技術の動向を調査するエンジニアです。
過去スマートデバイスを用いて開発した経験が求められる仕事です。
公共・金融系オープン系基盤エンジニア(データベーススペシャリスト)
公共分野のデータベースを扱うリーダ・エンジニアのスペシャリストです。
中央省庁などのデータベースを扱うので、かなり思い責任を伴った仕事です。
NTTへの転職で年収は上がるのか
転職で一番気になるといってもいいのが、「年収」です。年収が上がらないなら、いっそ転職しないほうがいいと言ってもいいほど。
果たしてNTTデータへの転職を果たせば、年収が上がるのか、考えてみましょう。これほどの大企業となれば、年収も上がりそうなものですが…?
NTTデータの平均年収
まずは、NTTデータ全体の平均年収をみていきましょう。
NTTデータの、2015年の平均年収は「807万円」だそうです。これは日本国内でも高い水準の平均年収でしょう。
年齢別の平均年収
20代の時点で平均年収が540万円であることからも、NTTデータの年収水準の高さをうかがい知ることができますよね。
転職後の想定年収
これにより、転職後の想定年収は、「700万円」ほどではないかと思われます。
SEの年収は低め?
NTTデータ内でのSE平均年収は「640万円」です。NTTデータ全体の平均で考えれば低い水準ですが、IT業界全体の平均年収が「450万円」であることから、NTTデータのエンジニアはかなり高い水準の年収をもらっているということですよね。
残業時間は長いのか?
いくら年収が高いといっても、残業時間はどうなのでしょうか?
NTTデータの残業時間は「長い」とも「短い」とも一概に言えません。なぜなら、NTTデータでどの部署に配属されるか、そしてどのプロジェクトを任されるかで、残業時間は全く違うからです。
大きなプロジェクトを動かすマネージャともなれば、月100時間残業も珍しくありません。ですが、福利厚生もしっかりした会社のため、残業代はしっかりと支払われていますからご安心を。
NTTデータの採用基準とは?
NTTデータへ転職は、当然かなり厳しいです。
日本最大規模の通信会社関連企業ということで、官僚体制の強い企業です。働くための条件も、高学歴で、過去の実績も必須。
採用倍率20倍と言われるその難関を越えるには、生半可なスキルと経験では採用されないでしょう。
過去大規模システム構築に関わった経験があり、開発ノウハウもある。そして積極的に顧客ニーズを汲み取るアンテナの高さも備えている。英語など外国語の理解もある…など、高いスキルを備えたエリートのみが、NTTデータに採用されるのです。
NTTデータの社内風土は?
NTTデータは、扱うシステムの規模が大きく、日本全体に関わるシステムを扱っていることもあり、社員が皆「生真面目」であると言われます。
そのため、社員間の人間関係もフラット。昔ながらの日本の大企業、NTTデータはそんな会社です。堅実で、誠実な社員が揃っている会社です。
組織が大き過ぎて、組織間で柔軟性がなく、一つの配属された分野に長期間居続ける人が少なくありません。そして組織が大きいことで、各種やり取りが面倒であるということも言われます。
NTTデータの福利厚生は?
NTTデータの福利厚生は、かなり豪華です。
家賃補助
賃貸に住んでいる場合、無条件でNTTデータから家賃補助が支給されます。
扶養家族なしの場合25,000円、扶養家族ありの場合は50,000円が毎月支給されます。
また、住宅を購入した場合は別の制度が適用されます。
有給
毎年20日の有給休暇が付与されます。有給取得単位は一日単位ではなく、半日単位、または1時間単位での取得も可能です。
育児のための短時間勤務
小額3年生以下の子供を有している場合、その期間1日の勤務時間を4時間・5時間・6時間から選択可能となります。この制度は男性社員も利用可能です。
NTTデータへの転職で利用するべき転職エージェントは?
NTTデータへの転職を行う歳にも、IT転職エージェントが活躍します。
転職エージェントは、独自のつながりで求人情報を集めているだけでなく、非公開求人も多く扱っているからです。
NTTデータほどの大企業でも、しかるべきエージェントを頼れば、必ず転職を成功させることができるはずです。
ビズリーチ
NTTデータなどのハイクラス求人に強いエージェントは「ビズリーチ」です。
選りすぐりの求人から、選ばれしコンサルタントの指示通りに転職活動を進めることができます。
一部サービス利用には月額でお金がかかるのも、信頼できますよね。
NTTデータへの転職まとめ
NTTデータへの転職を行うのは、ハッキリ言って「難しい」です。
NTTデータは、国内のSIerを牽引する最大規模の会社。平均年収も高いですし、福利厚生もしっかりしています。
NTTデータへの転職を希望している方は、エージェントの指示に従って、しっかりと転職を進めることにしてください。