富士通に転職したい!~年収や待遇は?~

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エレクトロニクス部門で国内トップのシェアを誇る富士通。大規模なスーパーコンピューター開発事業でも有名な会社ですよね。

富士通といえば、ハードウェア開発、中でもPC開発だけでなくスマートフォン開発やサーバー開発、そして家電開発事業にも手を広げた一流企業です。

さらに、SIerとしてのキャリアも超一流。情報処理システムの開発から販売まで手がけており、多くのエンジニアを抱える大手SIerとしての呼び名をほしいままにしています。

新卒の就職先に選ぶ人気企業ランキングでも常に上位に名を連ねる富士通。富士通に転職するためには、どんな事を考える必要があるのでしょうか。

富士通とはどんな会社か?

まずは、富士通という会社についておさらいしていきましょう。

富士通といえば、1923年に設立された歴史の長い企業です。設立以降、日本のソリューションを牽引し続けています。世界的にも富士通の事業は有名で。その経営基盤は盤石です。システム開発部門にも力を入れており、多くのエンジニアを抱えています。しっかりと目標を立てて転職を行うことで、富士通への転職は可能です。

事業内容は?

富士通のグループ企業は全部で100社あり、富士通グループ全社員を含めると、国内外含め17万人にも登ります。17万人ものエンジニアが、富士通のシステム基幹システムを運用・保守し続けています。

インフラ部門では、24時間365日体制でシステムの安定稼働を行っています。

また、自社製品の出荷サービス部門も優秀で、自社開発ソフトウェア製品の手配~出荷と、富士通からパートナー企業勤務エンジニアのシステム構築から保守をサポートします。

ソリューションビジネスに注力

富士通は他のメーカーと比べ、比較的ソリューションビジネスに力を入れています。

企業内情報システムんの企画からはじまり、そのシステムの導入・保守までをワンストップで請け負います。例えば自社製品の販売・計画・調達から受注・製造・出荷までのデータを管理するシステムの開発しています。

自社システム開発だけでなく、外部取引先とのやり取りの中で問題解決に取り組み、情報蚊戦略を策定します。また、ユーザー要件の実現化に向けた受託開発も請け負うなど、大規模SIerとしての仕事を請け負います。

売上は?

単独:2兆345億円
連結:4兆5,096億円

従業員数は?

155,000名(グループ全体)

どうすれば富士通へ転職できるか

結論から言うと、富士通の転職は「可能」です。

富士通は大企業で、扱う仕事の規模も大きいため、当然転職は難しいです。グローバル事業も多いので、グローバル人材が求められています。

富士通は、「昔ながらの日本企業」という風土が強いので、比較的「年功序列」です。実力主義で若手が果敢にチャレンジできる仕事が少ないので、保守的な企業で安定した仕事をしたい、という方は富士通での仕事が合っているでしょう。

事務系求人、技術系求人共に「専門職」の募集が多い

富士通の中途採用を見てみると、事務系、技術系求人共に、「専門職」の求人が多いです。

総合職などは、新卒で取った人材をコツコツ育てる、大企業の典型的な形です。

専門職の求人情報は、求めるスキルが「専門的」であるなどの理由で、「非公開求人」とされていることがほとんどです。企業が限定的に公開する「非公開求人」を見るためには、「転職エージェント」の登録が必須。

具体例は記事の最後でもお伝えしますが、富士通の転職のためには、なるべく求人数の多い「リクルートエージェント」や、ハイクラス向け転職エージェント「ビズリーチ」などを活用してください。

富士通の募集職種

それでは具体的に、富士通への転職という観点から考えていきましょう。まずは、現在富士通が募集している「募集職種」から。

研究開発職

現在募集されている研究開発職は、
第5世代(5G)移動通信技術の開発と標準化活動に関わる開発職です。近々あると言われている5G通信の調査、開発。また5G標準化会合への参加、そして提案活動も行います。

この研究開発職に携わるには、移動無線通信システムに関するかなり深い知識、3GPP通信標準技術に関する知識も求められます。そしてさすが富士通といった必須スキルが、「英語に寄るプレゼンテーションおよびディベートスキル」です。さすが海外にも拠点を持つ一流企業ですね。

応募に際してもTOEIC700点以上という条件も課せられてしまいます。

プロジェクトマネージャー

富士通では、多くのプロジェクトマネージャーが必要とされています。例えば、
マーケティング領域のプラットフォーム構築プロジェクトなどです。

ここでは、富士通製品を使っている顧客システムのデータ提携からデータの収集まで行い、そのデータの分析を行います。そしてそうしたデータを活用するサービス、プラットフォームを構築するプロジェクトのプロジェクトマネージャーです。

富士通ではプロジェクトマネージャーとして高い実力が求められるので、富士通へのプロジェクトマネージャー転職はそう簡単なことではありません。

データベース構築経験から、アジャイルでのシステム開発経験、そして英語力も求められます。(TOEIC500点以上)

プリセールスエンジニア

富士通のインフラサービス事業において、さらに進化するデジタル技術を活用して、スピーディにサービスを提供できる部門への配属が予定されます。

富士通のサービス、システムを顧客目線の提案を行うプリセールスエンジニアです。

顧客に向けた高い提案力と実際の提案実績、IT運用管理業のマネージメント経験も求められます。

データサイエンティスト

顧客データの分析、解析とデータレンジングなどのモデリングの準備を行います。

データベースエンジニアやデータサイエンティストとしてデータを分析した経験、そしてエンジニアとしてシステム開発を行った危険もあると望ましいです。

ハードウェア開発者

主に車両制御システムのハードウェア仕様検討、設定開発、評価また、顧客社社内部門と相談しながらの開発折衝・交渉を担います。

富士通のハードウェア開発者として働くためには、アナログ・デジタル回路設計経験、EUCの評価経験も必要です。

富士通の平均年収

富士通の平均年収は797万円。

ここ10年の年収データの平均は753万円~843万円となっています。

この年収データは、どの部署に配属されるかなどで、かなり数字が上下することだけ気をつけておきましょう。

しかしこの数字は富士通全社員、工場勤務社員の年収も含めた平均年収となります。もう少し細かい条件で見れば、平均年収は変わってくるはずです。

参考のために、年代別の平均年収を、ネット上の情報を元に表にしてみました。

年齢 平均年収 ボーナス
20~24歳 425万円 110万円
25~29歳 550万円 140万円
30~34歳 580万円 155万円
35~39歳 650万円 170万円
40~44歳 740万円 199万円
45~49歳 840万円 240万円
50~54歳 880万円 230万円

やはり、働き盛りの「50~54歳社員」の年収がもっとも高いようです。この数字は平均年収ですから、管理職ともなると「年収1000万円超え」は当たり前になりそうです。

大卒・総合職の平均年収

富士通の大卒社員の初任給は「320万円」。残業代と各種手当てが別途つくとしても、大手メーカー企業とは思えない年収です。

ここから総合職としてキャリアアップしていくと、30歳になるころには「年収500万円」となります。残業代を含めると580万円ほどに。

その後の年収の上がり方を見ても、富士通社員の年収は「高くもなく低くもない」年収だと言えます。年収アップを最優先に転職を考えている方にはあまりおすすめできません。

転職後の想定年収

富士通へ転職した場合の年収も、スキルや配属先などで変わりますが、500万円~600万円をみておけば大丈夫でしょう。

実際に富士通へ転職した20代後半のエンジニアは、400万円~500万円の年収だったというデータもあります。

残業時間は?

以前の富士通は、「残業天国」と呼ばれるほど残業に勤しむ社員が多かったです。

しかし、富士通は2017年4月より働き方改革を本格的に推進しました。結果、3万5000人の社員の働き方に影響を与える結果となり、社内全体の残業時間が大きく削減されることになると言われています。

エンジニアも「テレワーク」の制度が導入されるなど、社員の帰りやすい機運を高めています。

働き方改革で手取りが減ったと怒る社員も?

しかし、富士通の「1分単位」で残業代が発生するシステムの恩恵を受けていた社員から、「手取りが減る」と文句が出ているのも事実です。

エンジニアのワークライフバランスについて、多くの企業が頭を悩ませている問題です。

社員の過労や自殺の問題は、毎年定期的にニュースの話題に上がってきますよね。

富士通の福利厚生制度

そして気になるのは、富士通の「福利厚生」の制度です。こういった大企業の福利厚生は充実しているのが一般的ですが…。

社員寮

富士通には社員寮があります。しかしこの社員寮、実家から90分圏内の人には入寮資格がありません。

集合寮タイプとマンションタイプの2つから選ぶことができ、それぞれ家賃は「9,000円」と「15,000円」です。

集合寮タイプは建物がとても古いです。部屋も6畳とそれほど広いものではなく、トイレと風呂も共同です。さらに門限が設定されるなど、厳しい制限もかけられるそうです。

マンションタイプは3LDKを3人でシェアする形です。

家賃補助

家賃補助も支給されますが、この家賃補助支給にも条件があります。

それは「寮に一年間住むこと」。つまり、実家から90分圏内に住む人は、絶対に家賃補助をもらうことができないということです。そして、支給される家賃補助は「1万5千円」。

もっと高額な家賃補助を請けられる企業があるなか、この金額は少しシビアですね。

自己啓発補助

富士通は、社員の自己啓発を金銭的に援助してくれる制度ができました。

これは、英語勉強などの教材にあてるためのお金とすることもできますが、ジム通いの費用など「健康維持」のためのお金とすることも可能です。

これほど自由度の高い補助制度は、他社ではあまり見かけませんね。

大手企業にしては福利厚生が悪い?

大手企業は通常、これでもかというくらいに福利厚生が充実しているもの。

ですが富士通の福利厚生は、お世辞にも良いとは言えません。他社の制度のほうがより優れています。

富士通への転職を果たしたとしても、福利厚生の制度を期待するのは止めましょう。

富士通の転職には転職エージェント利用が必須

富士通ほどの大企業への転職には、非公開求人を見つつ、適切な面接対策も必要になります。

そもそも、「自分のスキル」と富士通への転職を照らし合わせる必要があるため、やはり「転職エージェント」の活用が必須となります。

自分一人の力で、富士通への転職を行うのは、ハッキリ言って「不可能」だと言ってよりと思います。具体例に、どの転職エージェントを使うと、富士通へ転職しやすくなるのか、具体名をいくつかあげていきます。

リクルートエージェント

リクルートエージェント
富士通への転職で役に立つ転職エージェントと言えば、やはり代表的な例は、「リクルートエージェント」でしょう。

転職エージェント業界最大手のリクルートエージェントには、他のエージェントとは比べ物にならない量の求人が集まっています。

また、転職業界大手を裏付ける豊富な「転職ノウハウ」。また、キャリアコンサルタントの丁寧なサポートも魅力です。富士通ほどの大企業相手の転職でも、リクルートエージェントがきっと役に立つはずです。

DODAエージェント

DODAIT
転職エージェント業界第二位の「DODAエージェント」も、富士通の転職できっと力になってくれるはずです。

転職エージェント第二位とはいえ、豊富な求人数はリクルートエージェントに負けていません。また、DODAエージェントが優れているのは、「悪い口コミが少ない」という点です。

「キャリアコンサルタントが丁寧」など、満足度の高い評判は多いものの、悪い評判はあまり見かけません。

リクルートエージェントと合わせて登録する価値は十分にあるでしょう。

JACリクルートメント

JACリクルートメント
富士通の求人は「専門職」ばかり。その専門職への転職で役立つのは、専門職採用で実績がある「JACリクルートメント」がおすすめです。

過去のキャリア、そして自分のスキルに強い自信のある方なら、「JACリクルートメント」を使った転職もおすすめです。

富士通への転職 まとめ

富士通は歴史の長い超大手企業。

自社でPC開発からハードウェア開発、そして携帯電話端末開発、そしてシステム開発まで請け負う会社です。

海外にも進出しているその事業の経営は盤石。転職後もやりがいあるプロジェクトに関わることができるでしょう。